年収1000万円、お金と幸福度は比例しなかった

年収1000万の幸福度

2014年の個人収入は、人生で初めて1000万円を超えることが出来た。というのは、個人事業収入が伸びたおかげである。

年収1000万円を得られるのは、有名大手企業に勤めたごく一部の人間か、今の勤め先で専務クラスにでもならない限り不可能だと思っていた。数年前までは、自分とは縁遠い世界だった。

「年収1000万円もあれば、好きなものを買って、美味しいもの食べて、幸せなんだろうな」なんて想像してた。

だが実際に年収1000万を得た感想、自分の幸福度は減ったと感じている。

<スポンサーリンク>

どう生活が変わったか

ずっと年収1000万円はどんな生活なのか?と思っていた。実際その立場になってみて分かったことは、憧れていたような事は起こらず、想像していない部分がデメリットとして出てきただけだった。

自分の生活で「変わらなかったこと」「変わったこと」を書き出してみる。

変わらなかったこと

まず食事。

今でも朝ご飯は質素だし、昼食も弁当orその辺で外食。吉野家やモスバーガーにも行く。晩御飯はそれほど食べないし、滅多に飲みに行かないし晩酌もしない。だから食生活はほとんど何も変わらない。

次に物欲。よく考えたら、自分には欲しいものが大して無かった。車は運搬に便利で乗れれば良いと考えているくらいだし、ブランドものにも全く興味が無い。事業に必要なものは買うことが出来て満足しているが、嗜好品や趣味で欲しいものが無いから、買い物欲が満たされる事も無かった。

旅行は好きだから年に2回は行くが、サラリーの年収400万円ほどでも十分行くことが出来ていた。これは今までと変わらない。

変わったこと

私の大事な趣味の1つにバイオリンがある。個人事業を始める前までは、いろんなオーケストラに交ぜて頂いて、年に10本は演奏会に出演していた。そこで新しい人との繋がりが増えていくことに充実感と幸せを感じていた。それが今や、年に1本しか出演できなくなった。

最初は両立させようと頑張っていたのだが、時間には限りがある。事業を軌道に乗せる為には、1日2時間程度では無理があった。この仕事も好きだから、困ったものだ。いろいろ悩んだ結果、思い切ってバイオリンをほぼ封印して仕事に打ち込んだ。

また、私は体を動かすことが好きだ。継続的な運動をしていると、体の調子は良くなるし、頭がスッキリしてやる気が出てくるからだ。以前は週4回ジムに通っていたが、ここ半年以上行っていない。さんさ踊りのおかげで少しは運動できているが、以前に比べると全然足りない。

ぼーっとする時間も減った。常に脳がフル回転している状態だから、頭がスッキリしなく、いつも曇っていると感じることがある。

これを解消するために必要なことは分かっていて、「何もしない時間を設ける事」だ。何もしない時間を設けることで、フル回転している脳を休めることができ、脳の掃除をすることができると感じている。

現実は逆だった

「変わったこと」「変わらなかったこと」を書き出してみて、自分で面白いなぁと思ったことが2つある。

  1. 「年収1000万円になる前までに憧れていた部分は、自分の生活では重要では無かった」
  2. 「年収1000万円を超えたら、やりたいことが出来なくなっていた」

自分のことながら滑稽なことに感じる。お金があれば幸せになれると思っていたら、現実は逆だったということだ。今は、「事業を始める前の方が、幸福度が高かったな」と感じている。

とはいえ、実際に年収1000万円になったから分かったことで、そうでない場合はいつまでも「お金が沢山あれば幸せなんだろうな」と想像していたと思う。

楽しく無いことはしない

この感じだと、仮に年収が3000万円でも1億円でも状況は変わらなそうだ。お金は無いよりはあった方が良いとは思うが、楽しく無い仕事でお金を得るためだけに時間を大きく割くことが、人生の幸福度を下げているんだと思う。自分がやりたいことに時間を多く割く事が出来れば、人生の幸福度が上がるのだろう。

人生の時間をどう使うかがカギだ。人生の幸福度を最大限に引き出すには、楽しく無い事に時間を使わず、好きなこと・楽しいことだけに時間を割く事が必要だと思った。


ということで、今勤めている会社を辞めることにした。理由はいろいろある。その一つは、高い年収よりもサラリーで得られる年430万円の部分を捨てて、好きなこと・楽しいと感じている仕事と趣味だけに割く時間をもっと手に入れたいからだ。

Pocket
LINEで送る

<スポンサーリンク>

この記事もよく読まれています

このページの先頭へ