老後資金が3000万円~1億円かかるって本当?リアルな金額を計算してみた

グーグル様に「老後資金」で聞いてみると、「3000万円でOK」とか、「1億円かかるよ」と書いてるサイトなんかがたくさん出てきますねぇ。

以下参考にしたサイトページ。

【一億円】老後までに貯めたいお金の計算式
【3000万円】老後のお金はいくら準備すればいい?

と、星の数ほどサイトが出てくるので、興味があったら調べてみると良いでしょう。

いろんな数字が出てくるから、いったいどれが正しいんだ?と思いますよねえ。
ということで、30代の私がリアルな計算をしてみましょうか。

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老後資金 = 退職後にかかる生活費 - 公的年金の収入

老後にかかる資金の基本的な考え方は、
「退職後にかかる生活費 - 公的年金の収入」

です。


まず生活費についてはほとんどのサイトで「月に23万円~27万円かかる」と書いているのは、夫婦二人で生活する額としては妥当な数字でしょう。
だから、ここは間を取って月にかかる生活費は25万円ということで考えましょうか。

65歳で退職して80歳に死ぬなら、
25万円×12(カ月)×15年=4,500万円の支出

65歳で退職して85歳に死ぬなら
25万円×12(カ月)×20年=6,000万円の支出


で、ここから「公的年金収入」を計算して支出から差し引くわけですが・・・、

年金支給開始が引き上げられる事を計算に入れてないよね

どのサイトも「厚生年金は65歳から支給として、サラリーマン夫婦が厚生年金を満額もらった場合、月額16.7万円」

で計算されているんですよ。

ところが、いま厚生労働省が支給開始年齢の引き上げを検討していてそれが68歳~70歳くらいからの支給開始に変わろうとしているんですね。
こういった引き上げは過去にも行われていて、定年が55歳から60歳に引き上げられた時に、年金支給が65歳からになったんです。

今回も間違いなく支給開始時期が遅くなるでしょう。だって子供もいないし赤字だし。
今の日本の状況で年金満額支給なんて、どう考えたって無理でしょ。

70歳から年金支給された場合で収入を考える

ということで、年金が70歳から支給されると考えると、

80歳に死ぬなら
16.7万円×12(カ月)×10年=約2,000万円の年金収入

85歳に死ぬなら
16.7万円×12(カ月)×15年=約3,000万円の年金収入


ここで先ほど計算した「支出」をもう1度振り返ると、

65歳で退職して80歳に死ぬなら、
25万円×12(カ月)×15年=4,500万円の支出

65歳で退職して85歳に死ぬなら
25万円×12(カ月)×20年=6,000万円の支出



で、支出から収入を差し引きますと、

老後資金は2,500万円~3,000万円くらいかかる

という事が分かりました。

もし仮に夫婦とも1000万円ずつほど退職金を貰えたとしたら、老後資金は1000万円くらいで大丈夫そうですね。

今から30年後も支給開始が70歳のままで続いて、年金額調整も入らず、会社が生き残ってて退職金貰えたとしたらの話ですが・・。(無理かも)

夫が厚生年金、奥さんが国民年金の場合

あ、でも、今までの計算って夫婦とも厚生年金に加入して満額払ってた場合であって、奥さんがパートで働いていた場合は厚生年金に加入してない家庭のケースも多いよね。

そうなると、大体だけど、年金の月額収入合計は月11万円くらいになるらしい。
それを見越して計算すると収入は、

80歳に死ぬなら
11万円×12(カ月)×10年=1,320万円の年金収入

85歳に死ぬなら
11万円×12(カ月)×15年=1,980万円の年金収入


ここで先ほど計算した「支出」をもう1度振り返ると、

65歳で退職して80歳に死ぬなら、
25万円×12(カ月)×15年=4,500万円の支出

65歳で退職して85歳に死ぬなら
25万円×12(カ月)×20年=6,000万円支出

支出から収入を差し引きしますと、

このケースだと老後資金は3,000万円~4,000万円くらいかかる。

夫の退職金が1000万円くらいももらえれば、2000万円~3000万円にはなりますが・・・
もし40歳から老後資金を3,000万円貯めるなら、年間100万円は貯金する必要がありますね。
年間100万貯めるって、結構節約しないと難しい。

そしてもしかしたら70歳で貰えるのはまだ良い方かもしれなくて、今から20年後くらいには支給開始が72~73歳に変更になることも予想できます。
もしくは、年金だって今後減額になるかもしれませんよね。

そう考えると、35歳~45歳くらいの人は、今試算されている老後資金プラス1000万円は必要って考えてた方が良さそうだと思います。

だから、今35歳~40歳くらいの場合で老後資金の安全圏は
4,000万円くらい
かと。

定年がもっと引き上げられれば3000万円くらいになるかもしれませんが、退職、会社倒産、転職、今後の年金の展開、病気リスク、健康保険料値上げかも、などを考えると、老後資金の安全圏と考えれば良い試算かと思いますがいかがでしょうか。

これだと30歳から月に8万円ずつ貯める必要がある。40歳からなら月12万円の貯金が必要。

スマホゲームに課金して遊んでる場合じゃない。今からでもお金を稼ぐ勉強をした方が良いぞ。
実は「幸せな老後」はもう存在してなくて、現実は老後に向けてのサバイバルが始まってるんですねえ。

この本読むと「俺やばいじゃん」って思うよ。

今の子供~20代はもっと資金が必要

だけど、僕らはまだいい方なんです。

今の子供~20代の人が年金が支給されるくらい歳を取った頃には、もっと状況が悪い方に変わってるはずで、老後資金5000万円必要なのは当たり前って時代になってるはずなんですよ。

これだと20代から年間100万円ずつ貯める必要があるんですよ、無理でしょwww
そんな子が老後資金をしっかり貯めてない親を介護することになったら・・。うーん、考えたくない。

ほんと、稼げる力が問われる時代になってると感じますねえ。
「普通に生きられるように」と”普通に育てて普通に教育していると、将来今の子供が大人になった時に、普通に生きられなくなってるかもしれないなあ。

子供にとっては、育て方と教育のしかたが問われてる時代でもあるってことかもね。
そして義務教育はほんと疑問多すぎ。
いったい、将来どうしたくて今のような勉強させてるんだろうね。

【参考サイト】
日本経済新聞 ホントの年金受給額、いくらもらえるのか 老後のお金のすべて
NEWSポストセブン 年金 受給開始年齢が65歳から70歳に引き上げなら1000万円減に
All About 年金受給額を簡単早見表でチェック!国民年金
日本年金機構ホームページ

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