楽器を弾かなくなってしまった人は自分で弾くハードルを高く上げちゃってるって話

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以前はあんなに楽しく弾きまくって楽器を今は弾かなくなってしまった。

そんな人は沢山いると思いますが、「弾かないなら売っちゃえば?」と聞くと99%の人が「大事なものだから売らない」と言うんですよ。

これ、「本当は弾きたいと思ってる」という気持ちの現れだと思うんですよ。

でもなかなか弾かない。楽器ケースを開けない。
なぜか。

自分で弾くハードルを上げちゃってる

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私もこの状況に陥ってました。
なぜ弾かないか、なぜ楽器ケースを開けないかの理由は、『自分の中で「楽器を弾く」というハードルを高く上げてしまっているから』。

以前は毎日のように楽器を弾いていたので、空気を吸うように当たり前のように毎日2時間くらい練習出来てたんです。

でも仕事を優先するようになって楽器をお休みしなければいけなくなった。

1年、2年と練習していなかったから、下手になっている事は分かっている。その現実を知ってしまうことが怖い。
前の腕に戻すにはまた毎日2時間ずつ練習しなければいけない。余裕が出来たといっても、そこまで時間は取れない。

・・・楽器ケースが開けられない。


と、こんな感じです。
でも、実は5分くらいなら弾く時間は取れるんですよ。
時間が取れるのに弾かないのは、自分が一生懸命練習してた「1日最低2時間以上練習しないと上達しない」という経験が、自分の中で高いハードルになってしまっていたんです。

だから、「5分弾いたところで、無意味だろう」と思い込んでしまっている。



でも本当はそうじゃなくて、この場合は何もしないことの方がマイナスになる。1日5分でも弾けばマイナスになる事は無くプラスになるんです。

「2時間弾かなきゃ上手くならない」と思わずに、楽器を再開して続けるにはもっとハードルを下げて「5分でも弾けばプラスになる」と思うことが正解なんですね。

楽器の練習は5分でもいいんだ!

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私が毎日バイオリンを弾いてた頃、師匠がたまに「楽器の練習は5分でもいいんだ!」と言っていましたが、当時は「5分何が出来るんだ?」とその意味を全く理解できませんでした。

ですが、弾く時間が取れなくなって、楽器を再開した時にようやく「5分でもいいんだ!」の意味が理解できたと思います。

「5分だけでいいなら、ちょっと楽器ケース開けて、音階だけでも弾いてみようかな」って気になりますからね。


最後に私のお師匠様をご紹介です。

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藤村政芳

東京フィルハーモニー第2Violin首席奏者。
5歳よりヴァイオリンを始める。土方恭之氏に師事。第四回STV青少年音楽コンクールで最優秀賞を受賞。
1985年、東京藝術大学音楽学部に入学。浦川宜也、ベラ・カトーナ両氏に師事。1989年、同大学卒業と同時に新日本フィルハーモニー交響楽団にフォアシュピーラーとして入団。
在団中、「KISA Quartet」を結成し、ロンドンにてアマデウスカルテットに師事。優秀なカルテットとして推薦状を受理する。
第二回大阪国際室内楽コンクール入賞。1996年新日本フィルを退団。室内楽を中心に、各オーケストラの客演コンサートマスターや首席を勤める。
現在は、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者として、また、さまざまな室内楽やソロ、アマチュアオーケストラの指導、指揮、著名なミュージシャンとのレコーディングやライブ、テレビ出演など、幅広く活躍中。


あと一言。
こんな弟子ですみません。

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