盛岡さんさ踊り七夕崩しの意味由来

盛岡さんさ踊りにはいろんな団体があってそれぞれ違った踊りを継承しているんですが、「どの団体でも皆踊れる踊りを作りましょう」ということで作られた”統合さんさ”というものがある。

伝統さんさの団体以外がパレードで踊っているのがその統合さんさで、メインで踊られるのが「2番・七夕崩し」「3番・栄夜踊り」「4番・福呼踊り」の3つ。



この3つの踊りの名称を見て、

マナ
3番の栄夜差踊りと4番の福呼踊りは、漢字から「夜が栄えるように」「福を呼ぶ」ってなんとなく意味は分かるな。

・・・で、「七夕崩し」ってなんやねん。盛岡さんさ踊りなのに「七夕」ってなんやねん( ˘ω˘ )


と思ったわけです。

そこでさんさ好みのメンバー、元ミスさんさ、元ミス太鼓の方々に「ねぇ、七夕崩しってどんな意味あるのー?」と聞くと、

・・・・・「なんだろう」「考えたことも無かった」という返答。

その後もいろんな人に聞きまくりましたが誰も分からず、盛岡さんさ踊り実行委員会に聞いても答えてくれなかったんですね。

そこから1年経過。

先日盛岡さんさ界の大御所様とお話しする機会があって、ようやく七夕崩しの意味の情報を頂きました。

前振り長くなりました。では2番・七夕崩しの意味・由来です。

統合さんさ2番「七夕崩し」の意味

統合さんさ・2番の踊りは、天の川を奉り、水の神様にお願いする意味を込めて作られた踊りゆえ、「七夕崩し」という名が付けられた。



水の神様にお願いする、つまり、農作物の豊作祈願の為ということになっているそうです。

ちなみに3番の”栄夜差踊り”は「夜も栄えるように」という意味じゃなくて、別の意味でしたが、メモするのを忘れて私の記憶からも消えてしまいました。