グーグルスマホサイト

もう6月のニュースですが、「グーグルがスマホ対応が不適切なサイトの検索順位を引き下げへ」。

このアルゴリズムがもう実行されているか定かではないのですが、どっちにせよFlashを使った集客目的のサイトを運営している方は改善した方が良いと思います。

特に温泉ホテル・旅館のサイトが未だにFLASHを使っていることが多いので注意が必要です。

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Flashは既に死んでいる

ホームページをこれから作成される人が未だに言うのが「トップページにFlashを使いたい」という要望。

10年前のホームページ制作ではFlashを用いたものが流行しましたが、今や完全に下火です。なぜならウェブの覇権を握るグーグルが、ウェブマスターツールで以下のように名言しているからです。

Google では Flash ファイルのコンテンツをインデックスに登録できますが、他の検索エンジンでは登録できない可能性があります。そのため、Flash のようなリッチメディアは主に装飾を目的として使用し、コンテンツやナビゲーションには HTML を使用することをおすすめします。

Flashの最大の欠点

Flashを用いたサイトの最大の欠点。それはiPhoneやiPadで見れないということです。iOSだけでなく、Androidの海外製品でも最初は非対応です。(Androidはプラグインを入れると見れるようになります)

温泉サイトに多いFlashページ

秋は紅葉と温泉のシーズンです。僕もよく温泉が好きでじゃらんや観光協会の温泉ページで探して、それぞれの温泉旅館公式サイトをチェックします。

すると、未だにトップページにFlashを使っているサイトをよく見かけます。僕はスマホで検索するので、当然ながらまともに表示されません。

自社の魅力を伝える為に制作したサイトが、Flashを用いている為に情報を伝えきれていません。お客さんを逃しているかもしれません。

昨日も温泉旅館を検索中にFlashサイトにいくつか辿り着きましたが、まともに見れなかったので「もういいや」とページを閉じてしまいました。僕のようにFlashサイトのページを閉じてしまっている人は増えていると思います。

なぜならスマホで検索する人はどんどん増えているからです。

外注に改善要望を伝える

多くの温泉ホテル・旅館がサイト制作を外注されていると思います。自社のサイトのコンテンツがFlashを使っているのであれば、早々にFlashを使わないサイトへの改善をお願いした方が良いと思います。

私が見るFlashサイトは、トップページのヘッダー画像の切り替えにFlashを使用しているものが多いです。画像を切り替えるだけであれば、jQueryに切り替えるだけで解決するのでそれほど手間ではありません。メインコンテンツにフルFlashを利用しているサイトであれば、全体的な作り直しになると思います。

今後長く経営を続けていくのであれば、スマホサイトへの対応は避けて通れないものになっています。

【幸呼来】じゃらんや楽天トラベルに登録してるからって安心しちゃいけない

じゃらんなどのポータルサイトに登録すればそれだけで集客に繋がるのですが、お客さんの多くがその旅館やホテルの公式サイトもチェックしています。

料理・温泉・サービスに独自性を持たせるのも大切、集客方法に穴が無いかをチェックすることも大切だと思います。

【参考リンク】More Access! More Fun!
こんなサイトは作ってはいけない・・・Flash「馬鹿使い」編
GoogleがFlash馬鹿サイト等の順位引き下げを明言!! 制作会社のみんな〜さあ営業だ!!