医師が風邪薬を処方する本当の理由

医師が風邪薬を処方する本当の理由

風邪薬は飲まない方が治りが早く、医療従事者は風邪薬を飲まない

元ネタはNAVERまとめとYahoo知恵袋ですが、ネットの情報って不確かですからねぇ。医師が風邪薬を処方する理由も書かれてましたが、どうにもうさんくさい。

自分の周囲には医療従事者が沢山いるので、実際に確かめてみました。

NAVERの情報は一部間違ってたことが分かったのでシェアしておきます。

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【参考リンク】
NAVER:医者や薬剤師が、風邪薬を飲まないのはなぜなのか。
知恵袋:市販の風邪薬って効かないんですか?

10人の医師に聞いてみた

医師である妻と、僕の友人医師9人に「風邪ひいた時に風邪薬飲む?」って聞いた回答が以下。

  • 必ず飲む・・・・・・・・・・・・・・・・0人
  • 症状が辛い時だけ飲むが基本は飲まない・・2人
  • 飲まない・・・・・・・・・・・・・・・・8人

はい。本当に風邪薬は飲んでいないようです。

どうして飲まないのか聞いたところ、「意味が無い」「治りが遅くなる」「ボーっとするから」「眠くなる」「風邪を治す薬は無い」などの回答でした。

どうしようもなく辛くて症状を緩和させたい日だけ、風邪薬を飲むことはあるそうです。お医者様は人手不足で簡単に休めませんからねぇ・・。

じゃぁどうして薬を処方するの?

で、大事なのがここから。

50万viewにもなったNAVERまとめや知恵袋だと「患者が求めるから」とか「医者が儲ける為」だとか書いてますがこれは一部間違い。

患者が求めるから薬を処方するということはあるものの、必ずしも儲ける為に処方しているわけではない。それに、もっとしっかりした理由があるんですよ。

NAVERまとめの記事のことを妻に話したら「とても不愉快」と言ってました。ということで、医師たちから聞いた風邪薬を処方する本当の理由が以下。

風邪を早く治すには、食べて沢山寝ることが良いのはその通り。
でも、熱が高かったり喉が痛いと食欲が無くて食べられない事もあるし、ぐっすり眠れないことだってあるんです。

そういう場合は薬で症状を和らげた方が、しっかりご飯を食べられるし、ぐっすり眠れて風邪の回復が早くなるんです。

大人の場合は理性があるから、症状が辛くても薬無しでご飯をしっかり食べることも出来ますが、特に子供の場合はそうはいきません。

子供は正直だから、熱が高くて喉が痛いと、ご飯を食べてくれないんです。でも薬で症状を和らげてあげると、食べるし眠ります。

大人だって風邪ひいても仕事を休めないことがあるでしょう。症状が辛いとまともに仕事は出来ません。その為に、症状に合った薬を処方してます。

NAVERまとめ記事を読んだ大人があの内容を一方的に信じてしまって、風邪をひいても子供を病院に連れて行かない親が出てくるんじゃないかと心配です。

【僕の妻と友人医師達の意見を要約して記載】

怖いですねぇ、ネットって。間違った情報でも拡散してしまえば、それが正しい情報と認識されてしまうんですから。特にネットにおいての医療関係の情報には注意が必要です。

以前、多発性硬化症フォーラムの演者、中田郷子さんもこのように仰ってました。

情報も治療薬の一つです。
インターネットでも様々な情報が発信されていますが、注意しなければならない事があります。

1.発信年月日
MSの治療は日々進歩しているため、古い情報には注意する必要があります。

2.著者・記載者
情報発信をしている著者・記載者が、医師、患者、それ以外の人かで情報の視点を変える必要があります。どちらが良い、悪いという意味ではありません。

正しい知識を得て自分の目で見る大切さ-みんなで考える多発性硬化症フォーラムより

「情報は薬にもなるけど注意が必要です」とも仰っていましたが、まさにその通りですね。

Google検索で1位表示されているものでも、簡単に信じちゃいけないんです。ネットからの情報だけを信じず、自分で専門家に聞くことが大事ということです。

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