運を掴む技術からビジネスに必要なものを考える

ハウステンボスの花

18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した澤田秀雄の著書「運を掴む技術」からビジネスに必要な考え方を学びました。

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失敗するほど成功に近づいていく

 

打席に立たなければ打率は上がらない。

つまり、失敗をしても、むしろ失敗をするほど、だんだん成功に近づいていくことになる。

このことが信じられれば、チャレンジし続けることが出来るようになるはずだ。

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人間は誰でも失敗を恐れます。そして失敗した苦い記憶を引きずって次へのチャレンジをしなくなるケースがあります。

しかし野球でいえば10回打席に立って3回ヒットを打てば重宝されます。打席に立ってチャレンジする機会を作ることが、沢山の事を学び成功へ近づく唯一の方法です。

打席に立つチャンスというのは身近に沢山転がっているものです。大したことがないと思われる事でも、人によっては「チャンス」と捉えることがあります。

「何をチャンスとして捉えるか、チャンスとして変えることが出来る素材なのか?」という発想に必要なのは、ものごとを多角的にみて考える力ですよね。

シンプルな目標設定をする

 

夢や目標をシンプルにすると、少なくともほとんどの人が理解できるようになる。

実現や達成にはいろいろ問題はあると思われても、少なくともゴール地点を頭に描いてもらうことはできるはずだ。

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何かの行動を起こす時には目標設定することでゴールが見えます。ゴールが見えれば、今の自分の立ち位置と辿り着く為のルートを具体的に考える事が出来ます。

会社においても経営側が明確なゴールを社員に示ささなければ、社員の行動ベクトルは同じ方角に向かわず労働力は分散されてしまいます。ゴール設定は売上数字ではなく『業界日本一になる』等のフレーズに設定するとイメージがしやすいです。

私達の生活でも目標設定は大切です。私の生活軸は主に「仕事・私生活(家事や家族)・趣味」の3つです。それぞれに自分なりの目標設定を明確にしていますが、それが効率よく日常をキビキビと動かす原動力になっていると感じています。

情報時代のビジネスで企業をどう動かすか

 

私は、人間の人生から考えても、あるいは過去の事例をみても、企業は30年が一区切りだと考えている。

年かさの人間がいくらもっと続けたいと思っていても、時代は否応なく変化し続けている。そこを、世代を超えてつなぐことができるか。

それが、企業の持続性を握っていると思う。

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ヤフーの取締役の多くは30代~40代前半です。ネットの世界では時代の流れが世界一速いと言って良いでしょう。その流れを追い越し、波を起こすことが出来る体制である必要があります。

しかし日本の会社の取締役の多くは現在でも50代~60代を占めています。終身雇用が崩壊し、グローバルさとスピードが求められる現在では、この体制が良い状態を産む結果にはなっているとは言えません。

事実、多くの会社の業績は右肩下がりです。このような会社の特徴として共通するものは、「新しい物事に取り組まない」「決断スピードの遅さ」「高齢取締役の多さ」が挙げられています。HIS社長だった澤田氏は「世の中の変化に対応していくためには若い世代が社長になって会社を動かすべきだ」と、52歳の時に自ら社長の座を40代前半の社員に受け渡しています。

さらに最近では時代の変化に付いていく力だけではなく、「改革」出来る力も現在の日本の会社に求められています。

変わり続けることが価値

 

大企業、歴史ある企業が生き残るのではない。時代の変化についていける企業が生き残るのだ。

変化に柔軟に対応できる体制がなければ、どんな大会社でもつぶれる。

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フィルムで世界的に有名だったコダックはデジタル化の波に乗れず破綻しました。パナソニックは経営陣のエゴによって世界市場が欲していないプラズマテレビを作り続けた結果過去最悪の赤字に転落しています。
時代の変化を感じ取って変化出来る力が、会社や個人レベル問わず益々求められていきます。

命ある限り、明るく楽しく

 

何があろうとも、命ある限り、元気に明るくやっていくことが成果を生み、結果として自分を救うのだ。

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私自身似たような経験をしています。新しいオーケストラ旗揚げした時のことです。演奏会が迫っているのに肝心の奏者が足りない。私の全てのツテを使いましたがそれでもまだ必要数に達しない。

しかし途方に暮れていた時でも、旗揚げパートナーだった団長はいつでも明るく、決して諦めない姿勢を貫く人でした。私は団長の姿に沈んだ心が引き上げられ、次の行動に移ることが出来て危機を脱する事が出来ました。団長が元気で明るくやっていた事で、団として成果が上がったのです。

明るく楽しいものに人は引き寄せられるし、沈んだ気持ちを引き上げてプラスに変える力があります。プラスはプラスを引き寄せ、大きなプラスはマイナスを中和してプラスに変えます。ビジネス界では「ビジネスは掛け算」と言われますが、プラス同士が関わりあうことで良い成果を生み出します。

自分を裏切る変化をつけてみる

 

私達は、自分でもびっくりするほど、自分に縛られている。

それは予断と先入観、あるいは過去の成功体験や過剰な自信といえる。

そして全方位に気を配る事をせず、すでに自分の頭の中にある要素だけで情報を整理してしまう。

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100人いたら100通りの考え方と、見方があります。自分が毎日通う道の風景も、人が違えば見方が違います。

時代の流れと変化に柔軟に対応するためには、時には自分の固定観念を裏切って違う見方をしてみることが必要です。

私は違う見方がうまく出来ない時は、他人の意見を多く聞くようにしています。すると、意見の数だけ違う見方が次々に飛び出して来るんですよね。

「これは今までがこうだったからこうだ」で終わるのではなく、沢山の違う見方の中から道を選択出来るように、これから多くの知識と沢山の人と係わっていきたいです。
澤田秀雄プロフィール


運を掴む技術

1951年、大阪出身。趣味は旅行。
H.I.S創業者。スカイマークエアラインズ設立。
澤田ホールディングス株式会社代表取締役社長。
ハウステンボス株式会社社長。
HTBクルーズ株式会社会長。
現在多岐分野に渡り積極的な活動を行っており、いずれは一人のバックパッカー(旅人)になることを夢見ている。
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