さんさ好み公式サイトの制作と運用をさせてもらえることになったので、以前から試してみたいなあと思ってたことが開始できるようになりました。
それが「盛岡さんさ踊りでのウェブマーケテイング」
さんさ好み公式サイトはオープンして12日ですが、キーワードの順位推移は順調です。
将来的にはこれらの全て2~3位にしたいと思ってます。競合がそれほどいないので多分実現できるでしょう。
それが達成できれば、その次は他のジャンルワードでのキーワード上位も狙ってます。
今後第3段階まで変化を予定してますが、内容はまだ秘密。
公式サイトの編集に時間を割いているので、こっちのブログ更新がさぼり気味になりました。
伝統ある文化だって変化できなきゃ消える
「いったいなんでこんな事をしてるんだ?」とお思いの方もいるので私の考えを説明しておきます。
最大の理由は、
盛岡さんさ踊りだって変化に対応できなきゃ生き残っていけないから。
あくまで私の予想なんですが、今は沢山ある盛岡さんさ踊りの団体は、今後10年~30年かけてどんどん失われていくでしょう。
その理由は単純に人口が減っていくってことと、スマホの普及で人間の興味が今以上に多様化していくから。
【出典】国立社会保障・人口問題
国立社会保障のサイトからデータをお借りしました。
2015年の盛岡人口は約30万人です。
今から25年後の2040年には、盛岡市人口は13%も減少する。そのうえ高齢化でこの人口の半分以上がなんと60歳以上。
さらに2100年には盛岡市人口は15万人を下回って、その65%の人間が65歳以上!これに興味の多様化が加われば、「盛岡さんさ踊りやろう」って思う人はさらに減るでしょう。さんさは膝の負担も大きいから65歳の人間にはキツイ!。
だから、盛岡さんさ踊りに限らず現状と同じままのスタンスで活動している団体も、しっかり露出して魅力を伝える事をしないでいると活動人数は徐々に減って、気付いたら手遅れという状態になるでしょう。
たまにテレビで見るじゃないですか。「後継ぎがいない」「伝統の技が失われていく」とかやってますよね。これだって、もっと早くからしっかり露出してその時代のものと化学反応起こすような目線でも取り組んでいれば、こうはならなかったはず。こういうセリフが出てくる原因を突き止めれば、目先のことだけ追及して周囲の変化を見て行動しなかった結果です。
また、コダックは潰れるしマクドナルド・すき家のゼンショーは営業不振になるなんて、全盛期の頃は誰も予想できなかったでしょう。勤めている人は「まさかこうなるとは」って思ってるでしょうね。
ですが同じフィルム会社でも富士フィルムなんかは方向転換してしっかり生き残ってます。これは先を見据えて新しいことに挑戦したから。
盛岡さんさ踊りもこれらと同じです。
どんなに伝統のある文化だろうと、新しいものに挑戦したり、組み合わせたりして変化できなければ、時代と時間の流れの中で消えていくと思っています。さんさ踊りより歴史が古い歌舞伎だって変化してるんですから。
消えていく伝統って「伝統=同じことをひたすらやってるだけで良い」と意味を履き違えているんですよ。
真髄は変えずとも活動の仕方は変えて後に繋げていくのが「伝統」じゃないでしょうか。
聞いたところ「伝統も時代の流れで消えるなら、それはそれでもいい」と言っている人もいるそうですが、それは自分に嘘ついて強がってる。自分が変化に対応できなくて思考停止してるだけです。いざ解散になったらぜったい悲しくて寂しい気持ちになって、本音では「続いて欲しい」って思うに決まってる。自分が楽しく活動していた組織が、誰にも繋げられずに消えて忘れられてしまって「それでもいい」ってよく言えるものです。
だから盛岡さんさ踊りも生き残る為には、ある程度のマーケティングの視点を持って活動するべき。目先のことばっかりやってちゃ失われていくし生き残っていけないし繋げられない。
で、私が取り組めるのはウェブマーケティングで、私は盛岡さんさ踊りが好きだから、自分がやれることをやる。
さんさ好み代表の藤本さんは新しいものに挑戦しようとする姿勢を持っているので、長くいろいろと楽しいことがやれそうだなあと思っています。偶然の出会いとはいえ、何となく必然性も感じてたりする。
とはいえ、最近本業に支障が出始めそうなのでそろそろセーブしなきゃあ。なんだかんだで大事なのは自分が生きていく為のお金!お金がなきゃ趣味だってまともに出来ないし!
気付いたら手遅れ状態でも再生する手はありますよ。
興味があったらこの本読んでみるといいです。
でもここまでやれるかな?これは食べていくための仕事だからね。