屋久島に台風が来たら早めに帰る方が良い
念願の屋久島!!
と思ったら、台風が近づいている・・・

こういう場合は、早目に島を離れる事をお勧めします。

今回の旅で島の人から聞いた”屋久島で台風が来た時の状況”を書いておきます。

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屋久島滞在中に台風が来たら部屋に籠るしかない

屋久島に台風が来た場合
屋久島や沖縄などの離島で台風に出くわすと、基本的に部屋に籠るしかないと思った方が良いとのことだそうです。

お店もツアーも休むし、風雨の強さも本島の内陸部なんかとは桁違いです。

島をグルッと見ていけば分かるんですが、屋久島には2階建ての建物が少ないんですよ。
これは台風の強い風で家が飛ばされにくいようにするためだそうです。
2階建てにすると、その分風が当たる家の壁の面積が広くなって、被害を受ける可能性が高くなるからとのこと。

それくらい、屋久島の台風の暴れっぷりは凄いらしいです。

今回の旅では1日早く島を離れた

私は本当は屋久島に3泊する予定だったのですが、台風が近づいていたこともあって、島に着いてから2泊に変更しました。
この旅では屋久島訪問後に熊本に行く予定だったので、屋久島で足止めを食うと熊本でのスケジュールがメチャクチャになってしまうからです。

ギリギリまで迷いましたが、案の定、当初帰る日の飛行機が台風の影響で飛ばなかったので、思い切って早めに島を離れて良かったと思っています。

台風が来ている場合、航空券は無料で変更してくれる

1日早く島を離れるとなると、問題なのは飛行機や宿泊の変更やキャンセルです。

私の航空券はJTBにて超早割で取っていて、JTBの店舗でしか変更できないものでしたが、台風などの天候が理由の場合は空港で出発日を変更してくれます。
変更手続きも無料だったので、台風の場合はいろいろと融通を利かせてくれます。

ちなみに屋久島に渡る飛行機って、

屋久島の飛行機

すっごく小さいんですよ。
だから、大型の飛行機よりも欠航になりやすいそうです。

宿泊費はキャンセル料がかかるよ

ですが、宿泊費は当然キャンセル料がかかりました。
前日キャンセルだと宿によりますが50~70%のキャンセル料がかかります。

キャンセル料もったいない・・・。
スケジュール通り滞在しても、ぎりぎり飛行機が飛ぶかもしれない・・。

とは思いましたが、屋久島離島後のスケジュールは変更できないので、潔くキャンセル料を支払いました。

離島手段は、フェリー、高速船、飛行機の3つ

屋久島を離れる手段は、

  • フェリー
  • 高速船
  • 飛行機

の3つ。

で、欠航になる可能性が高い順は

  1. フェリー
  2. 高速船
  3. 飛行機

まず、真っ先にフェリーが欠航になります。
その次に高速船、最終手段が飛行機、という順番になります。
つまり、飛行機が飛ばないなら、フェリーも高速船も全て運行していない、ということになります。

台風が近づいた場合の運行状況は、各会社に電話して問い合わせることが確実です。

フェリー屋久島のホームページ
高速船トッピー・ロケットのホームページ
屋久島空港ホームページ

早く帰るべきかの判断の仕方

せっかくの楽しい屋久島旅行、スケジュール通りに滞在したい!という気持ちは痛いほど分かりますが、必ず帰らなければいけない場合は、飛行機が飛んでるうちに帰ることが一番確実です。

天候は島の北と南で大きく違う

屋久島では宿泊している場所の天候が晴れていて安定した天気でも、空港付近や港では別世界なくらい大荒れという事が多々あります。

だから、自分の宿泊場所の天候状況で、移動手段の運行状況を判断しないことが大事。

私が屋久島を離れる時、宿泊場所付近は強風で「こりゃヤバイな・・」と思いましたが、空港付近は穏やかな天候でした。

屋久島の天候は誰にも読むことはできないし、「この日なら大丈夫です」とも言う事はできません。

他にやらなければいけないことがあるなら潔く諦めて、「屋久島、また来よう!」と思って早目に帰ることをお勧めします。