私が所属している盛岡さんさ踊りの団体「さんさ好み」のホームページ制作・運営をやっているんですが、その中に「メンバーの想い」というカテゴリーを作っています。
【リンク】さんさ好みメンバーの想い
「この企画いいね」「面白い」とか「なんでこういうカテゴリ作ってるんだ?w」といろんな意見を頂きますが、これ、全て盛岡さんさ踊りに興味を持ってもらうためなんです。
踊って見せるだけじゃ想いやドラマは伝わらない
わたし、盛岡さんさ踊りは踊って見せるだけじゃ、その踊り手の想いやドラマは他人に伝わらないと思っているんです。
盛岡さんさ踊りを見る人からは「きれい」「凄い!」「かっこいい!」「力強い!」という感想は頂くんですが、それって目で見た情報からだけのものです。
「こんな想いが伝わってきたよ」という感想を聞いたことがありません。
でも、踊り手はいろんな想いを抱えたり、いろんな経過(ドラマ)を辿ってきて踊っているんです。
例えば「盛岡さんさ踊りを見て素晴らしいと思ってほしい」とか「こういう部分に着目して欲しい」「太鼓のこういう音を聞いてほしい」「長年の病気を克服してやっと踊れるようになった」「念願のステージに立てた」とか。
それぞれの想いやドラマがあってステージに立って踊っているんですね。
想いは行動に変わって最終的には「踊り」に反映されるわけですが、それだと踊りを見る人には表面の部分しか伝わりにくい。
踊り手の想いやドラマの部分は、文章にして書くことでしか伝わらないんです。
もし盛岡さんさ踊りを見る人が、踊り手の想いやドラマの部分を知った上で盛岡さんさ踊りを見たらどうでしょう?
盛岡さんさ踊りに対する認識や興味が、もっと深くなると思うんです。
韓国ドラマを見て韓国旅行に行く人
韓国ドラマのブームで韓国旅行が大幅に伸びた時期がありましたよね。
この理由は、韓国の人の想いやドラマに共感した日本人が韓国に興味を持ったからです。
私が初めて韓国旅行に行った時は社員旅行でしたが、韓国ドラマは全く見ていませんでした。
韓国という国の人の時代背景とか想いは全く分からない状態で行ったもんだから、観光地を見ても「へ~・・」という感じで全然面白く感じませんでした。
でもそのしばらく後に韓国ドラマの「トンイ」にハマってからは、「次韓国に行くときはもっと楽しめそうだな」と思っています。
これは、韓国の時代背景を知って、登場人物の想いやドラマに共感して興味を持ったからです。
盛岡さんさ踊りもこれと同じで、見る人が踊り手の人物像や想い、踊り手のドラマを知ってもらうことで、盛岡さんさ踊りもっと興味を持ってくれる可能性が高くなるんじゃないかと思っています。
これから盛岡さんさ踊りを始めたいと思う人も増える
メンバーの想いカテゴリで個人の想いを文章にして公開することで、どんな人がいるのかが外から見ても分かりやすくなります。
そうすると、「盛岡さんさ踊りやってみたいな」「どこかの団に入りたいな」と思っている人がメンバーの想いカテゴリを見たら、ちょっと安心すると思うんです。
例えば、中が見えないお店って入りにくいと感じことはありませんか?
ですがもしホームページがあって、良い雰囲気や美味しそうな料理の写真があったら、安心して「行ってみようかな」と思う可能性はかなり高くなるはずなんですよ。
盛岡さんさ踊りについてもこれと同じような効果が期待できると思って、ホームページとメンバーの想いカテゴリを設置しています。
やっぱり盛岡さんさ踊りが好きで楽しいからなんだろうな
さんさ好みのホームページ運営は仕事の合間を縫って時間を割いているので、平均すると1日30分くらいはかかってます。
メンバーの想いページを作る時なんかは、一人10時間くらいかかることもありますね。
人によってはしっかり打ち合わせして、じっくり相談しながら作っています。
特に男性は想いを言葉に表現するということに慣れていないこともあって、女性よりも多く時間がかかります。
やっぱり男性って女性よりも論理的だな~と思います。
正直「運営やってはみたものの意外と大変だな~」と思う事もよくありますが、それでも打算無く時間を割いているのは、やっぱり盛岡さんさ踊りが好きで楽しいって感じてるからなんだろうな、と思います。
好きで楽しいって、一番のモチベーションですね。
【リンク】さんさ好みメンバーの想い