今更なんですが、スピルバーグ監督のジュラシックワールドを見てまいりました。
この映画、一応1993年に公開されたジュラシックパークと内容がちょっぴり繋がっているんですねぇ。
「いまごろの公開だと、リメイクかな~」と思いきや、最後の方でジュラシックパークの廃墟が出たりTレックスが登場しておりました。
というのは、「ジュラシックワールド」と名は付いているものの、元のタイトルは「ジュラシック・パーク4」というジュラシック・パークシリーズの4作目なんだそうです。
最初の脚本では恐竜と人間の遺伝子を後輩させた軍の兵士を作るという内容だったそうですが、「今までのシリーズからかけ離れ過ぎた内容じゃないか?www」ということでボツになったそうです。
たしかに、3作目までは現代によみがえった恐竜がただ大暴れしてた内容だっただけに、いきなり人型恐竜が出たらドン引きしていたことでしょう。
ジュラシック・パーク初代といえば・・
初公開からもう12年も経過しているんですねぇ。
12年前のCG技術でもあれだけの恐竜のクオリティ映像を出せていたのは、当時はかなりの衝撃でした。が、内容は子供がひたすらキャーキャー叫んでるだけのちょっとしたホラー映画と化しておりました。
その後、2作目・3作目のストーリーはちょっとはマシになっていましたが、やっぱり「キャーキャー映画」から脱出できずにいたんじゃないかなぁと感じている人も多かったんじゃないでしょうか。
映画の面白さって、結局ストーリーで決まるんですねぇ。
今回のジュラシック・ワールドは・・
今回の作品は4作品の中で一番まともなストーリーだったんじゃないかと思います。
やっぱり「キャーキャー」感はあったのですが、今までの作品の50%くらいに抑えられていて、その分伏線を張ったりとストーリーもなかなか考えられていました。
一応、恐竜の迫力も今までよりパワーアップしていたので、これは劇場で見た方が良いんじゃないかなと思います。
3Dで見たらもっと楽しめるでしょうね。(盛岡には字幕は2D版しかない)
ちなみに今はTOHOシネマズで4Dを導入している施設もあるらしく、普通の映画でもまるでアトラクションのように体感型で楽しめるようになっているそうです。
以下、4D版ジュラシックワールドを見てきた人の感想を引用させて頂きます。
椅子が揺れる。
座席が傾く。
風が吹いてくる。
銃を撃つと劇場が光る。
草原の匂いがする。
水しぶきが飛んでくる。
前の方の席だと、煙さえも出てくる。これは映画というより、アトラクションだった。
マジですげぇ迫力で、常にジェットコースターに乗ってるみたいだった。この興奮は言葉で伝えることはできない。
百聞は一見に如かずということわざの通り、一見、いや、体験しなければ伝わらないと思う。
TOHOシネマズ4Dが見られる施設は、全国でもまだ20か所くらいしかないそうです。
盛岡に出来る見込みは薄いでしょうね。
ジュラシックワールドは、たぶんシルバーウィークで公開終了になると思います。
お時間ある方はぜひ劇場に足を運ばれてはいかがでしょうか。