最近自宅にこもって目が飛び出るくらい集中して仕事してることが多いので、これが1週間も続くとさすがに息が詰まってきて、
となるわけですよ。
ウチの仕事はパソコンあればどこのでも仕事が出来るうえに、ノートPC用のUSBマルチディスプレイも買ったんで、地球の裏側のブラジルだろうが南の島だろうが、ネット環境と電源さえあれば自宅と同じ仕事が出来るのです。
気分転換にそこで仕事してみるか。
と思いだしてホームページを見たところ、
どうやら休業中らしい。
フェイスブックページにその理由が重々しい口調で書かれておりまして、
当面の間、営業と金策に出歩くために不定期にオープンできない時間帯を作ります。詳しい事情についてリンクに書いておりますが、補てんでやっているアルバイトも給与未払いのまま辞めさせられ、サイドビジネスを含めまして売上がなかなか伸びないのもあるため…
Posted by コワーキングスペースもりおか ANNEX on 2015年8月24日
前々から「盛岡で”普通の”コワーキングスペースって需要あるのかな?」と気にはしていたんですが、やっぱり厳しいようです。
ホームページのブログには、「金策の為にクラウドソーシングでホームページ制作3万円で請け負ったんですが支払ってもらえない」「7月の売り上げは15000円、8月の売り上げは12000円」など書いててかなり苦しそうです。
利用者からは「続けて欲しい」という声を頂いているようですが、この売上だと経営していくのは到底無理でしょう。
一人で運営するなら、最悪でも月30万円くらいの営業利益が無いとビジネスとしてはほとんど死を意味している。
フリーランスや個人事業なら、最低でも月に100万円は収益出したいところ。目標値は月に300万円が基本ライン。
「損益分岐点は22000円」って書いてますが、このコワーキングスペースに自分が住んだ場合の話なのかな。
家賃22000円で借りられているのであればめっちゃ破格ですが、いずれにしても売り上げが1万円台ってのはビジネスとして破たんしてるよね。
来週からお手伝いします。とはいえ、まだ外に出ていかなければならない用事も多いので、ボランティアで代わりに入ってくれる人を募集するかもしれません。そういう感じでよろしくお願いいたします。http://co-morioka.jimdo.com/2015/09/30/コワーキングタイムをお手伝いします/
Posted by コワーキングスペースもりおか ANNEX on 2015年9月29日
最近はボランティア募集もしているようで、寄付依頼もホームページにありました。
う~ん。こりゃ大変そう。
経営している方は夜中の警備員アルバイトをかけもちしながら運営しているらしく、それでも他の利用者から「ウチの店の空いてるスペースにコワーキングスペース作ってみない?」などの話を頂いているようです。
でも、すっごい頑張ってますねぇ。
こういう「なりふり構わずな人」はとても好印象です。表面だけかっこつけてるような人間よりよっぽど良い。
個人的にこの経営者さんにすっごく興味があるので、コワーキングスペースが再開したら会いに行ってみることにします。