左膝が痛い。。。
これ、盛岡さんさ踊りに夢中になってる人の宿命です。
盛岡さんさ踊りは左足で全体重を支える時が多いうえに、6kgほどもある太鼓を担いでるともの凄い負荷が連続でかかっているんですよ。
盛岡さんさ踊りで左ひざにかかる負荷は?
まずは日常の生活でどのくらい膝に負担がかかるかですが、
- 体重60kgの人が歩いている場合は膝には体重の3倍の180kgの負荷、階段の上り下りで360kgの負荷がかかる。
- 体重が1kg増えると、歩行時の負荷は3kg増、階段の上り下りで6kgの負荷増。
6kgの太鼓を担いで盛岡さんさ踊りを踊る場合、体重分×3の負荷に加えて歩行時で36kgの負荷が増えて、屈伸時には72kgの負荷が増えている。
しかも盛岡さんさ踊りは左足だけで負担を背負う瞬間が多いから、太鼓の重さだけで左足に144kgの負荷増、これに体重分×3倍~6倍の負荷がかかっている。
つまり盛岡さんさ踊りで太鼓を担いでいる場合は、
体重60kgの男性なら左膝に約500kgの負荷
体重50kgの女性なら左膝に約450kgの負荷
はかかっている。
ただこれ、階段の上り下りの負荷方程式を当てはめた計算です。
盛岡さんさは階段の上り下り以上に膝を曲げて腰を深く沈めることもあるので、左膝には瞬間的に600kg~700kgくらいの負荷がかかっていると思われます。
とまぁ、膝が痛くなって当然のことをやっているわけですよ。
だから長く元気に盛岡さんさ踊りを続けていきたいのであれば、ケアは必須だと思うのであります( ˘ω˘ )
盛岡さんさ踊りを長く続けるための膝のケアに必要なこと
ということで盛岡さんさ踊りを長く続けるために「これが必要な膝のケアだろう」と思い、私がやってることを挙げていきます。
1.たまにダイエット
体重1kg増えれば膝の負担が増すので、なるべく余計な体重は付けない方が良い。
仮に5kgダイエットできたとすれば、盛岡さんさ踊りで左膝にかかる負担は60kg以上減らせるはず。
負担が減る分、軟骨や関節、骨への負担も減るので、膝部分の寿命は長持ちするでしょう。
だけどダイエットは辛いですが、「盛岡さんさのためなら!」と思って頑張りましょう(私が)。
2.膝のストレッチ
運動前後の膝のストレッチは効果あります。(弊社データによる)
盛岡さんさ踊りでかかる膝への負担は大きいので、周辺の筋肉も硬直してかなりのダメージを受けてます。
ストレッチをすることで筋肉を柔らかくして、筋膜などの癒着を防ぐような習慣にすると、膝周辺部の調子が良い事が多いです。
盛岡さんさ踊りをする前にアキレス腱のストレッチをしている人はよく見かけますが、膝のストレッチをしている人はあまり見かけませんからね。
これはぜひ取り入れると良いと思います。
3.筋膜ストレッチ
筋膜ストレッチ(別名:筋膜はがし、筋膜リリース)もやっておくとなお良い。
下のyoutube動画は指の筋膜ストレッチのものですが、これと同じようなストレッチを風呂上がりに膝周辺部分に行うと、膝が軽くなります。
4.サプリメント
グルコサミン・コンドロイチンのサプリメント摂取もそこそこ効果はあります(弊社データによる)。
さんさ好みメンバーでも実は既に飲んでいる人がいて、「飲んでないと膝の調子が悪い」と言っておりました。
ですが、実はグルコサミン・コンドロイチンだけだと足りなくて、プロテオグリカンを摂取するとさらに完璧。
この事はグルコサミンのサプリメントメーカーはあまり表だって言わないんですが、グルコサミンだけだと関節の補強材料として不足なんです。
柱とクッションの役割をするプロテオグリカンも摂取することで、グルコサミンの本当の効果が出るんですよ。
この事は実際に大学で研究している研究者や、サプリメントメーカーCarinoの社長さんに聞いたことで、エビデンスデータも出ております。
私が飲んでるサプリはこれ☟
30日分で4900円くらいと高いですが、プロテオグリカンにグルコサミンも入ってる「ロコアクティブ」というもの。
これ飲むと膝関節のケアになるだけでなく、プロテオグリカンが持つEGFの作用で肌もツヤツヤになります。
なるべく安い物で他にご紹介できるのは、「北国の恵み」。これなら10日分480円で買えます。
【リンク】「北国の恵み」の詳細
5.たんぱく質を食べる
さんさ踊りをした後は筋肉を消耗しているので、なるべくたんぱく質を食べると、筋肉の修復が早くなります。
私は普段プロテインを飲んでいますが、飲まないと筋肉疲労の回復が明らかに遅いです。
体に筋肉修復の材料をしっかり取り入れることで、膝周辺を守る筋肉の修復と強化をすることは大切です。
6.なるべく連日練習しない
さんさ踊りのように激しい運動の連日練習はケガのもと!
9月に運動がわりとしてさんさ踊りを週5回やってたら、かなり膝が痛くなって3週間ほどキツイ思いをしています。
消耗したらしっかり休む。休んで回復させたらまた運動する。焦らないことと、休む勇気が大事です。
以上、現場からでした。
見てください、この負担かかってそうな膝を☝
膝のケアを心がけて、楽しく長い盛岡さんさ踊りライフを満喫しましょう。