レッツノートSZ5使い勝手レビュー

ウチの奥様が5年ぶりにレッツノートを買い替えまして、新作モデルの「レッツノートSZ5」を購入しました。

早速使い倒してみたので使い勝手をレビューします。
ウルトラブックやレッツノートの買い替え、新規購入のご参考になれば幸いです。

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今回購入したレッツノートSZ5仕様

レッツノートSZ5プレミアムエディションジェットブラック購入

まずウチが購入したレッツノートSZ5の仕様を書いておきます。

【ウチが購入したレッツノートSZ仕様】
(レッツノートSZ5プレミアムエディション・ウェブ直販限定モデル)

  • SSD・・512GB
  • メモリ・・16GB
  • CPU・・Corei7
  • ドライブ・・ブルーレイ
  • バッテリーパック・・Sサイズ
  • 天板・・ジェットブラック

合計金額 ¥341,526円(消費税込み)

購入時はタブレットにもなるMXシリーズとどっちにしようか迷いましたが、「やはり光学ドライブ付きで重量が軽い方が生活では楽だろう」ということでSZシリーズの購入を決めました。
タブレットは一見良さげに感じますが、買ってみると実際はほとんど使いませんしね。(我が家のiPadも文鎮化しています)

SZ5にはLTEモデルもありますが、これはスマホのテザリングで対応すれば問題無しということになり、今回の仕様となりました。

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レッツノートSZ5の重量

レッツノートSZ5の重量

レッツノートSZ5の注目ポイントは、まず重量。1kg切ってますからね。
ご覧の通り片手で軽々持つことが出来ます。

初めて持った瞬間は「うわっ!軽い!!」と感動します。
妻は持ち運びのたびに「あ~、なんて軽くて楽なんだろ!」と感じているそうです。

レッツノートSZ5バッテリーパックS装備重量

ウチのレッツノートSZ5はバッテリーパックSを装備しましたが、それでも重量は938g。

パナソニック公式サイトだと960gと書いていましたが、実測の重量はもっと軽いんですね。素晴らしい。

ちなみにバッテリーパックLを装着した場合は、合計重量が1.055kgになるそうです。
それでもバッテリーの大きさは変わらないので、ノートPCのお尻の部分が突き出ることもありません。

レッツノート従来モデルの重量【5年前のレッツノート重量】

5年前のレッツノートだと、新作SZ5より300gも重かったんですね。
もう絶対に旧モデルを持ち運ぶ気にはなれなくなりました。

DVD+ブルーレイドライブ内臓

レッツノートSZ5DVDブルーレイドライブ

レッツノートSZ5は重量1kg切っているのに、DVD+ブルーレイドライブが内臓。
今まではDVDマルチドライブ搭載したウルトラブックでも1.2kg切るくらいが限界だったのに、パナソニックの開発力は凄いですねぇ。

読み込みのソフトも最初からインストール済だったので、映画や動画ファイルもすぐに見ることが出来ます。
起動もすっごスムーズ。

USBポート×3・HDMI・D-SUB・SDカードスロット・LANポート・イヤホン端子完備

レッツノートSZ5マイク端子・SDカードスロット

レッツノートSZ5LANポート・D-SUB端子
この重量でブルーレイドライブまで搭載したら、他に何か削ってるんじゃないのか?と思いきや、

  • USB3.0ポート×3
  • HDMI入力端子
  • D-SUB入力端子
  • SDカードスロット
  • LANポート
  • イヤホン端子

ビジネスシーンで重要なポートが、レッツノートSZ5には全て完備されています。

これなら出張先でどんなタイプのプロジェクタでも対応出来るし、Wi-Fiの調子が悪いホテルなんかだとLANケーブルでも対応出来る。

レッツノートSZ5のUSBポート・HDMI・ワイヤレススイッチ

従来のレッツノートから搭載されている、Wi-Fiのオンオフスイッチもしっかり継承。
Bluetoothのバージョン4.1が標準装備だから、Bluetooth対応マウスを使えばUSBポートが満杯になることも殆ど無いでしょうね。

レッツノートSZ5インカメラ

ディスプレイの上部にインカメラとマイクも搭載。画質はHD1080p対応で207万画素。
気軽にスカイプのテレビ電話なんかも出来ますね。

試しにLINEのテレビ電話をしてみましたが、外付けマイクやイヤホンが無くてもハンズフリーで十分に会話が出来ました。

レッツノートSZ5背面

一応、背面の写真も載せておきます。
バッテリーパックはSとLで大きさが変わらないなら、Lでも良かったのかなと思っています。Sと100gほどの違いですしね。

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大きさと厚さの比較

レッツノートSZ5大きさ【左:レッツノートSZ5 右:5年前のレッツノート】

こうして従来のモデルと並べてみると、レッツノートSZ5は大分小さくなった事が分かりますね。
ディスプレイサイズはほとんど変化無いんですが、本体部分の奥行きが小さくなってます。

レッツノートSZ5横幅

レッツノートSZ5の横幅は約28cm、奥行きは約20cm。

レッツノートSZ5とA4用紙の比較

レッツノートSZ5の下にA4版用紙を敷いてみました。
A4版用紙よりもちょっと小さいくらいです。

レッツノートSZ5厚さ比較1【左:レッツノートSZ5 右:5年前のレッツノート】

レッツノートSZ5の厚さを従来モデルと比べてもご覧の通り、かなり薄くなってます。
実測値だと、従来モデルが36mm、新作のレッツノートSZ5は厚さ約25mm。

レッツノートSZ5厚さ比較2【左:レッツノートSZ5 右:5年前のレッツノート】

従来モデルは傾斜していますが、SZ5は薄くなったためにほぼフラットになっています。

つまり、新作のSZ5はディスプレイサイズは今までと変わらずに、小さく薄くなりました。
その分、鞄にもスッと入りやすくなったので嬉しい。

キーボードのタッチが軽くなりアイソレーション気味になった

レッツノートSZ5のキーボード【レッツノートSZ5キーボード】

レッツノートSZ5のキーボードは、キータッチが軽くなって、さらにキー1つ1つに段差を付けてアイソレーション気味(キー同士が離れていること)になっていました。
この構造のキーボードだと、ミスタッチが少なくなるんです。良いキーボードですねぇ、とても打ちやすい。

キーの打鍵感は、デスクトップPC用のキーボードで使いやすくて有名な、東プレREALFORCE45g荷重のキータッチ圧に近いです(つまり、とっても打ちやすくて指が疲れにくい)。

レッツノートSZ5キーボード画像【レッツノートSZ5キーボード平面画像】

キーボードを平面にしてみるとフラットですが、キーのストローク深さは2mmほどはあるので、しっかりタイピングしている感覚もあります。
ウルトラブックでこれ以上のキーボードは無いんじゃないかな。私のVAIOPro13のキーボードはペコペコですから。

従来のレッツノートのキーボード

従来のレッツノートのキーボード【5年前のレッツノートのキーボード】

ちなみに5年前のレッツノートのキーボード形状↑。
久々にタイピングしてみましたが、キーの圧が大きくて長時間の仕事だと指が疲れやすい。
レッツノートSZ5と比べてキーに段差が無いので、ミスタッチが起きやすいです。

だからSZ5を一度触ってしまうと、前の機種にはもう戻りたくなくなります。

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角が丸みを帯びたカーブになって手首が痛くならない

ずっとレッツノートを使い続けた妻が気付いた点です。

従来のレッツノート手首が当たる部分【5年前のレッツノートの手首が当たる部分】

5年前のレッツノートだと、角ばっていた形状だったので、タイピングの時に手首が当たる部分が痛くなることがありました。

レッツノートSZ5の手首が当たる部分

ですが新作のレッツノートSZ5だと、角にちょっと丸みを帯びたカーブを付けたことで、手首が痛くなりにくくなったそうです。
パナソニックさんの細かい配慮が行き届いているのを感じますね。

タッチパッドの感度

レッツノートSZ5タッチパッド感度

タッチパッドの感度は全く問題無く良好でした。
新機種だと仕様が変わることがありますが、タッチ感度については従来より向上していると感じます。

特にパッドを指で円をなぞる画面スクロールの感度は向上しているようです。

Wi-Fiの受信感度

レッツノートSZ5WiFi感度

レッツノートSZ5のWi-Fi感度もかなり良好。
家のWi-Fi環境で、元の回線が2階、レッツノートSZ5を1階で使用しましたが、接続が切れることもなく速度も上々です。

ディスプレイの表示

レッツノートSZ5ディスプレイ

ディスプレイの表示も TFTカラー液晶で十分に綺麗ですね。

サイズはHDよりさらに上のWUXGA(1920×1200ドット)になっているし、レッツノートディスプレイ特有のちょっと縦長型(比率16:10)だから、文書作成の仕事がやりやすい。
ヤフーのトップページを見ても、1画面中の情報量は十分あります。

処理・表示速度

レッツノートSZ5処理表示速度

ウチのレッツノートはCPUがCorei7の最上位にしたことと、さらにSSDドライブのおかげで処理速度が抜群に速いです。

私のVAIOPro13(Corei5・高速SSD)とブラウザの表示速度を比べてもご覧の通り、レッツノートSZ5の方が断然速い。

レッツノートSZ5起動とシャットダウンの速度

起動時間は5秒ほど、シャットダウン時間は3秒くらいです。
あまりに速すぎるため、↑のシャットダウン写真を撮影するのに苦労しました。

一度SSDドライブを使うと、普通のハードディスクタイプは起動が1分以上と遅すぎて使えなくなってしまいます。
もしこれから購入するなら、ちょっと高くても絶対にSSDドライブ搭載がお勧めです。待ち時間のストレスがゼロになります。

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ファンの音がほとんどしない

レッツノートSZ5ファンの静音性

驚いているのが、ファン音の静音性が抜群に良いこと。
従来の機種だと、プログラムやアプリを沢山起動していれば「フォーーン」「フィィーン」と聞こえていましたが、レッツノートSZ5の場合はほとんどファン音が聞こえません。

ワード、エクセル、パワーポイント、画像編集ソフト、LINE、GoogleクロムブラウザにYoutubeを5ウィンドウ表示させましたが、それでもファンの音が静か目に「ふぉ~~~」っと柔らかめの音で聞こえるくらいです。

これは本当に驚いています。

バッテリーの持ち具合はとても優秀

レッツノートSZ5バッテリーの持ち具合

バッテリーの持ち具合は5年前の機種より格段に上がっています。

バッテリーパックSだと、仕様上では充電時間3時間、使用時間はエコノミーモードで13.5時間。
試しにYoutubeのHD動画を2時間流したままにしましたが、バッテリーは25%しか減っていませんでした。
書類仕事くらいであれば、6時間くらいはバッテリーが持ちそうですね。

バッテリーパックSにて、パワーポイントスライド制作作業+Googleクロムブラウザの同時作動させましたが、8時間半バッテリーが持ちました。
エコノミーモードにしてディスプレイの明るさを落とせば、10時間は持つと思います。

ちなみにバッテリーパックLなら、充電時間3.5時間、駆動時間は20時間くらいのようです。(電源入れただけの状態の場合です)

レッツノートSZ5のバッテリー持ちは本当優秀ですね。私のVAIOPro13のバッテリーは実働5~6時間しか持ちませんから。

オプションのBluetoothマウス

レッツノートSZ5オプションのBluetoothマウス

オプションのBluetoothマウスも購入してみました。
接続が切れる事もなく良好で、使っていないと自動的に電源が切れて節電してくれる優秀なマウスです。

左右クリックの圧力は軽目ですが、もっと軽いのがお好みの人はELECOMの「握りの極み」が良いと思います。(私が使っているBluetoothマウスでお気に入りです。)

ジェットブラックは指紋が付きやすい

レッツノートSZ5天板の指紋汚れ

レッツノートSZ5で一点だけ気になったのが、天板に付着する指紋汚れ。
ジェットブラックだと天板がつや消しされているせいか、手がちょっと汚れていると指紋が付きます。そして結構目に見える。

シルバーダイヤモンド・サファイアブラック・ディープネイビー・マルサラワインレッドなんかにすれば良かったのかもしれません。
レッツノートSZ5を美しく使いたいなら、指紋の汚れが目立たなそうなブラック以外の色をお勧めします。

【関連ページ】レッツノートSZ5天板カラー仕様ページ

レッツノートSZ5の最上位仕様を購入した感想

レッツノートSZ5最上位仕様モデル

今回は6~7年買い替えないつもりで、SSD512GB・メモリ16GB・Corei7の最上位仕様で341,526円のレッツノートSZ5を購入しましたが、めちゃくちゃ重いソフトで動画編集しない限り、もっと価格が安いSSD256GB・メモリ8GB仕様でも十分快適に6年以上は使えるでしょう。

レッツノートSZ5シルバーダイヤモンドスペック価格【出典:パナソニックレッツノートSZ5カスタマイズ購入ページ】

例えば上記プレミアムエディションの仕様なら、価格は253,228円(税込み273,486円)で、今までのレッツノートから考えるとかなり割安なのにハイスペックです。

今ではこの仕様でも問題無かったかなと思っています。

レッツノートSZ5使い勝手レビューの総括

レッツノートSZ5使い勝手レビュー総括

いろんなウルトラブックを見てきましたが、レッツノートSZ5、間違いなく最強だと思います。
これ1つ持ってるだけで、どこにいても何でも出来る。

DVD,ブルーレイドライブ有りで重量960g以下、USBポートや映像入力端子、ネット環境への対応も万全、ディスプレイも適度な大きさだし、バッテリーの持ちの長さ、キーボードの打鍵感、高さ76cmから落としても壊れない丈夫さ。

よくここまで良いウルトラブックを作ったなぁと、パナソニックの技術力に感心するばかりです。
Windowsでは間違いなく最高のウルトラブック。結構乱暴な扱いしても耐えてくれるから、ガンガン持ち運んで外出先でガリガリ使えます。

妻は毎日嬉しそうに新しいレッツノートを持って出勤してます。
私も次に買い替えるならレッツノートSZだなぁ。
去年VAIOPro買わずに1年待てば良かった。

>>レッツノートSZ5カスタマイズ・価格チェックページ

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【追記】直販プレミアムエディション16GBメモリが一番人気らしい

レッツノートSZ5、関係者の友人に聞いたところパナソニックさんの予想をはるかに超える大人気だそうで、工場がフル稼働だそうです。

レッツノートSZ5プレミアムエディション16GBメモリ

パナソニックさんで一番予想外だったのが、一番人気が今回ご紹介したプレミアムエディションのメモリ16GBだそうです。
確かに、今までこの仕様と軽さで16GBメモリのウルトラブックはありませんでしたしね。

16GBメモリ仕様はパナソニックストア直販限定になっていることもあって、ずっと在庫切れで注文が出来ない状態のようです。

たまにカスタマイズ・注文ページをチェックすると数時間だけ注文できることもあるので、毎日チェックしまくって結局私も自分用にレッツノートSZ5・16GBメモリ・天板ホイールがサファイアブラック・バッテリータイプLで注文してしまいました!366,246円也。
高いですが、今後5~6年、動作が速く軽くてバッテリー持ちの悩みから解放されて仕事できると思えばそんなに高くありませんね。

>>レッツノートSZ5カスタマイズ・価格チェックページ

現在キャンペーンもやっているそうです。
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【追記】サファイアブラック仕様を購入しました!
レッツノートSZプレミアムエディション・サファイアブラック(CF-SZ5ZDSQP)購入