盛岡さんさ踊りにドップリつかっている私ですが、出身の話をすると「秋田出身なの?じゃぁ竿灯やってたの?」と言われます。
竿灯は子供の頃にチョッピリやったことがあります。見に行ったことは何度もありますが、行くたびに「ズルイ!!!」と思うんですよ。
なぜなら、竿灯は参加のハードルが高いから。
竿灯は町内会で動いているから、参加者募集のようなものが無いんです。
今は募集が一応あることにはあるんですが、自前の浴衣着て「パレード」と称して歩くだけ。
お祭り参加気分を味わってもらおうという趣旨だと思うんですが、「それ竿灯と関係ないじゃんwww」と思ってしまう。
【リンク】秋田で「市民パレード」-300人超が竿燈大通りを練り歩く
竿灯は確かに見てて綺麗なんですが、アクティブな性格の私にとっては「自分たちだけ楽しんでズルイだろww」と思ってしまうんですよ。
竿灯は祭りを観光として見ていたい派には最高のお祭りだと思いますが、「参加もしてみたい」と思っている地元民達にとっては町内会の人達が楽しんでるだけのお祭りに見えています。(これマジです)
秋田の竿灯よ、盛岡さんさ踊りはもっとオープンだぞ!
「参加」という点において盛岡さんさ踊りは本当に素晴らしい。
いろんなところで募集しているから、「やってみたい」と思えばだれでも参加できる。
実行委員会側が当日は観光客が参加出来るように、踊り方教室までセッティングしてくれるから、「祭り好き!祭りと言ったら参加でしょ!」というタイプの人の受け皿もちゃんと用意されている。
パレードの後半では飛び入り参加者の踊りパレードがあるし、誰でも参加OKな輪踊りがあります。
盛岡来たら1度輪に入ってみてくださいよ。上手下手問わずどんな人でも受け入れてくれることと、一体感が最高に気持ちいいですよ。
団や会に所属して繋がりが増える
飛び入り参加も楽しいんですが、盛岡さんさ踊りの団や会に所属するといろいろと繋がりが増えていくのも醍醐味。
会社や仕事仲間の付き合いとは違った、「やりたいこと」で繋がるフラットな仲間が出来るのは楽しい。
この楽しみが味わえるのは、盛岡さんさ踊りが「やりたい人はいつでもどうぞご参加ください」なスタンスだからです。
だから私にとっては竿灯よりも盛岡さんさ踊りが好きです。
盛岡に引っ越して来れてほんとラッキーだったな。