盛岡さんさ踊りの派遣で、調子乗りすぎてブンブン動いてたら、太鼓と撥の間に親指挟んで骨折してしまいました。
挟んだ瞬間「フギャァーー!!」って思ってたけど、演舞中だったので終わるまでなんとか叩き通しました(›´ω`‹ )
その結果、
うおぉ~~痛い。みるみる膨れ上がって、指は紫色に。腫れすぎてて全く曲がりません。
写真は記念と今後の戒めとして撮影しておきました。
真横の写真。いやー、左に比べて1.3倍くらいに膨れてますな。折れてないことを願いましたが、2週間経過しても腫れたままだったので、骨折orヒビということで確定しました。
ウチの身内と友人には医者が沢山がいるので、整形外科は行っておりませんw
小さい骨の骨折の場合、整形外科に行ってもレントゲン撮影して、湿布と痛み止め出されて「1カ月くらい安静ね」と言われて終了だからです。(つまり時間の無駄)
太鼓経験の長い男性先輩たちに聞くと「あ~、親指、やるよね。それは間違った叩き方はしてないんだけど、挟んでダメージ負うってことはまだ下手ってことだ(笑)」と優しいお叱りを受けましたw
んで、手の指を骨折した際の対処法を備忘録として書いておきます。
目次
1.まずは冷して冷やしまくる
骨折した箇所と周辺部分を、最初はとにかく冷やす事。冷やすと血流が悪くなるんですが、一時的に炎症が広がるのを食い止める事ができるそうです。
だから、骨折した直後である急性期、腫れがちょっぴり引くまでは冷やす事!
2.湿布は最小限の利用
冷やすといっても24時間冷やし続けるのは不可能なので、ここで湿布の出番。消炎鎮痛剤が入ってる湿布を貼ります。
注意しなければならないのは、湿布はずーっと貼り続けない事。
消炎鎮痛剤は炎症の痛みを和らげる効果があるんですが、血流を悪くしてしまうので、治癒力を極端に遅くしてしまうんです。例えば関節炎や腱鞘炎なんかに何カ月も湿布を貼り続ける人がいますが、これは貼り続けることで治らなくしているんですね。
だから、湿布を貼るのはあくまで腫れまくって強い痛みを感じる急性期だけ!
腫れと痛みが落ち着いて来たら、湿布は貼りません。
3.動かさない。とにかく安静。痛さを感じる動作はしない
急性期の腫れと痛みが収まったら、あとはひたすら動かさない・安静。痛みを感じる動作はしないこと。
これは整形と病理医から聞いたことで「痛いということは炎症が起きていることだ。体が動かすなと命令しているんだ。だから動かさないことだ」と教えてもらいました。
はい、場合によっては指を固定させるサポーターなどを付けて、じーっとしていましょう。
4.よく寝る
睡眠時間中は成長ホルモンが盛んに分泌されるんです。つまり、体の各部位の修復が早まるんですね。だからたっぷり寝ましょう。まさに「寝る子は育つ」です。
骨折してからは毎日8時間以上練るようにしています。おかげで指以外はピンピンしておりますw
5.下半身の適度な運動をする
足の指を骨折したらできないのですが、もし手の指の骨折だったら、下半身の適度な運動をすること。
出来て3か月以内の下半身の筋肉からは、「マイオカイン」という若返りホルモンが分泌される事が分かっています。
日常的に運動している人の見た目が若いのは、若返りホルモンが分泌されているからなんですね。
だからできるだけ、下半身の適度な運動をすること。
私は今太鼓は叩けなくても、太鼓を担いでステップだけ練習したり、ジムに行って足の筋トレだけやっています。
6.加圧トレーング
加圧トレーニングをすることで、治癒力が上がる事も分かっています。これは血流の増進と、成長ホルモンの分泌量が大幅に上がるからです。
加圧トレーニングを開発したサトウスポーツプラザの代表・佐藤義昭さんは、3~4カ月かかる足の骨折を、加圧トレーニングを行ったことで1カ月で完治させたそうです。
私も慢性的な関節炎を加圧トレーニングで治癒させたことがあります。
早く太鼓を叩きたいので、今回も奇跡を信じます!
まとめ
ということでまとめます。
- 骨折直後はしっかり冷やす
- 腫れがと痛みがちょっと引くまで湿布を貼る
- 動かさない・痛みを感じる動作はしない・安静
- よく寝る
- 下半身の適度な運動をする
- (おまけ)加圧トレーニングを取り入れてみる
手の指の骨折をしたら、上記6項目を心がけるべし!
今日で骨折してからまる20日目。腫れもほとんど引いて、指も適度に曲げられるようになりました。あと1週間くらいで日常生活に戻れそうです。
今回は親指骨折ということで、こういったサポーターも重宝しております。スポーツ店で買うと5800円くらいするんですよ、高い。