クラシック曲をヘッドホンで聴く場合、大きなポイントは「チェロ・ベースの低音パートの聞こえ具合」だと思うんですよ。
で、そんな人にお勧めなのがこちら。
Jayfi Touch H1という名称のヘッドホンで、この会社の製品はコストパフォーマンスが良く低音の出力が強み。
値段は6000円弱くらいです。この価格帯でこのレベルの音を楽しめるものはそうそうありません。低音がちゃんと聞こえないものも多いですからね。
チェロ・ベース音の輪郭がはっきり聞こえる
このヘッドホンでクラシック曲を聞くと、チェロ・ベース音の輪郭がはっきり聞こえます。ホールでチェロベースが鳴っていると「ブーン」という圧を感じることがあります。音圧と言うのでしょうか、お腹に響く音が押し寄せてくる感じ。このヘッドホンだとそれに近いものを感じることが出来ます。
弓が弦にこすれる音なんかも分かるくらいで、このヘッドホンで聞いた時には「お!低音いい感じで聞こえる!」と感動。
低音部の出力が強めになっているので、高音部は柔らかめの音質で聞こえますが、それがまたクラシック曲を聴くのには上手にはまっています。ホールで聴いている時のような、やわらかい高音の響きです。
クラシックを聴く場合、高音部がキンキン鳴り過ぎていると疲れちゃいますからね。ロック曲なんかを聴く場合はそういう高音部が鋭く出力されたヘッドホンが良いんでしょうけど、私には用途が合いません。
無線Bluetoothと有線に対応
Jayfi Touch H1ヘッドホンはBluetoothと有線、両方に対応しています。私はまだBluetooth無線接続でしか聞いてませんが、それでも低音部の音質はハッキリ。アマゾンのレビューを見ると、有線接続だとさらに音が引き締まるようです。
【関連ページ】Jayfi Touch H1アマゾンのレビューページ
ちなみに充電はスマホと同じマイクロUSBで、メーカー仕様書だと18時間くらい電池はもつそうです。
コントロール系は無線を意識した作りで便利
ボリュームコントロールや曲送りは、ヘッドホンの右耳外側を上下・左右に指でなぞる方式です。中央部をタップすると再生・停止。
しっかりと無線を意識した作りになっているし、デザインも良し。
これで6,000円切るんですから、今って本当に良い時代になりました。昔だったらこのクオリティのヘッドホンなら2~3万円は当たり前でしたから。
ヘッドホンはピンからキリまでいろいろありますが、”5,000円~6,000円くらいでクラシック曲を聴くのにそれなりに満足できるもの”という条件でお探しであれば、今回ご紹介したヘッドホンは適していると思います。
アマゾンさんで販売されていますので、ご参考頂ければ幸いです。