サラリーマンを辞めてから、どういうわけかネットワークビジネスとかアムウェイなんかのマルチ商法の怪しい勧誘を受けることが増えたんですが、(私はそんな暇無いw)「勧誘するなら、勧誘した人に縁を切られる・信用を失う覚悟をしてやった方がいいですよ」ってお話しです。
目次
ネットワークビジネス・マルチ商法の仕組み
ちなみに、ネットワークビジネスやマルチ商法について大雑把に解説しておくと、
「私はこの商品を売って儲けています。あなたも私たちのビジネスに参加しませんか?」って勧誘して、仲間に引き入れれば勧誘者に結構な金額のバックマージンが入る仕組み。
仲間に引き入れるには契約が必要で、その契約料はそれなりの金額です。一応、販売して利益が取れる商品はあるんですが、品質がイマイチで売れない。一番利益を取れるのが勧誘と仲間に引き入れることなので、契約料くらいはペイしたいし自分が儲けたいがために、身近にいる知人・友人・親族を勧誘しちゃう人が多いらしい。
そして勧誘の餌食になる人は「ネットワークビジネスやマルチの仕組みが分かっていない人=情弱者」。
つまり、バカがバカを騙して儲ける仕組みのビジネスです。
ネットワークビジネス・マルチ商法を勧誘された側の心の中
私が勧誘を受けた時に、心の中で思ったことが以下。これが本音ですからね。ネットワークビジネスさんやマルチさんは、よーく読んでおくように。
- え?あんたバカですか?
- そんな美味い話あるわけないでしょーが。
- 私を利用したいんですねぇ・・。
- 私を食い物にしてお金が欲しいんですねぇ・・。
- 人の信用失ってまでお金が欲しいですか?
- いい人だと思ってたのに残念だなぁ。悲しいなぁ。
- あなたとはもう2度と付き合うことはないでしょう。さようなら。
- 周囲の人にも「あの人は危ないよ」って警告しておかなきゃ。
勧誘受けた人はだいたいこう思うよね。こう思われてるの、気付いてます?
本当は面と向かって言ってあげた方がアナタのためになるんでしょうけど、”一見いい人”だったり、”今までちょっとお世話になった人”だったりするから、言いにくいんですよ。
ちなみに口頭では「興味ないので、必要ありません。情報ありがとう。」とか、「自分の仕事が楽しいでの必要ないです。」と体裁よさげには断ります。
でも私が心の中で思ってる事はさっき挙げた通りで、「あの人はダークサイドに落ちた残念な人」としてのレッテルを貼ってしまいます。
そして、まったく信用できなくなります。もう2度と付き合いたくもないし、会いたくもない、話もしたくない存在になります。
仲が良かった人、親族であってもです。
親友であれば注意して本音を言うと思うんですが、まぁ、こういうのを勧誘するってことはお互いの距離感がその程度のものなんでしょうけど。
私と共通の友人・知人まで失うリスクがある
「あの人はダークサイド」が私の心の中だけでおさまっていればまだ良いのかもしれません。
ですが、「共通の友人も騙されないように教えてあげなきゃ」って思ってしまうんです。
実際に、私が勧誘された後は共通の友人に「もしこんな勧誘受けたら、それ、ヤバイ話だからね。」って電話しました。その友人も「え?あの人がそんなのやってるの?知らなかった・・」とショックを受けた様子。
実店舗事業してる場合も信用と新規顧客を失う
勧誘をしてる人が実店舗を構えた事業主の場合は最悪ですよ。その人のお店に仕事を依頼するべきか?と友人から相談を受けたことがあるんですが、
私
「あぁ、実はね、その人から以前こういう危ない商売紹介されたんだよね。だから信用はできないと私は思ってるよ。ほらこういうメールを貰ったことがあるんです。」
と、勧誘メールのやりとりを証拠品にしてアドバイス。
こんなこと話して新規顧客を奪っちゃうのはイヤでしたけど事実ですし、相談してくれた人が変な勧誘受けて被害受けるかも?と思ったら教えてあげた方が正義だろうと。
バカは目を覚ませ
こんな感じで、ネットワークビジネスやマルチ商法を勧誘すれば、相手と共通の知人・友人の信頼と信用を失いますよっていうお話しです。そして悪い噂ってどんどん広がりますからね。
ちなみに勧誘する人がバカだなぁと思うのは、SNSのメッセンジャーやメールで勧誘してくることです。他の人に”あの人は危ないよ”ってことを証拠とともに教えることができます。
おそらく勧誘してる側の人の頭はお金に目が眩んでバカになってて、勧誘後にどうなるかの冷静な判断ができないんでしょう。かわいそうというか、なんというか、南無。