犬と人間が共存する社会として知られるイギリスには、こんな諺(ことわざ)がある。
子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるだろう。
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるだろう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるだろう。
そして子供が青年になった時、自らの死をもって子供に命の尊さを教えるだろう。
【引用】イギリス諺より
この諺を知った時は大きなの感銘を受けた。特に死の悲しみ・命の尊さを教えてくれることは素晴らしい。普段はあまり考えないが、犬の死によって「自分もいつかは死ぬ」という現実を知ることもできるだろうし、「どういう人生を送ろう」とか「好きな人はこれからも大切にしよう」など、いろいろな事を考えるきかっけになり、教えてくれるだろう。
犬を飼うことは、子供に命の尊さを教えてくれるだけではない。時によっては、わたしたち大人も教わることがある。
その例として面白い動画をご紹介する。子供を殴ろうとしている母親の動画だが、犬が必死にそれを止めようとしているのだ。
子供が何か悪いことをしたのか、母親の機嫌が悪かったかは定かではない。だが、この動画を見ている限りでは、犬の方が大人だと感じる。最後には、母親の方が折れてしまう。
「暴力では解決しない」ということを教えてくれているようだ。