これが現実!景気回復は今後120%ありえないの記事で、今後日本の景気は益々悪化していく理由を書きました。「じゃぁこれからの日本では、こう生きていくと良いんじゃないか」という私の考えを書いてみることにしました。少しでも参考になって頂ければ幸いです。
これから10年先に向かってどう生きるか
まず現実に目を向ける事。「知らなかった」では済まされないこともあります。社会主義化する日本-起こっている事はすべて正しい-でも書いたように、身の回りでは様々な変化や事件が起きています。現実の状況を知って未来予測が出来なければ、自分の進路を定めることは出来ません。
メディアで取り上げられている政治・経済・国際に関する問題には積極的に目を向ける事。今はネットがあるので、情報収集は誰でも簡単にできます。無知は損であり危険でもあります。
国はあてにしない
アベノミクスでは雇用の緩和策として「限定正社員」を検討中です。雇用を守るように見せて、実は正社員を解雇しやすくして会社の存続を守る措置案にも思えます。
ツイッターやフェイスブックでは「がっかり」等のコメントが飛び交っていますが、借金が年々膨れ上がる日本に、今後良い政策を期待すしながら生きることは危ないと思います。
国をあてにするのではなく、自分でこの先をどうやって切り開いていくかという考え方にシフトした方が良いと思います。
中国やインドの人々がハングリー精神旺盛なのは、「国は元々あてにできないから、自分の力で生きていく」という考え方を持っているからです。多くの人が、「5年後、10年後にはこうなっていたい」というビジョンを持って生きています。
それに対して日本では「定年したら〇〇したい」「国は何をやっているんだ」という言葉をよく耳にします。これは国に守られているから言えることです。
【参考リンク】NAVERまとめ:解雇しやすくなる?「限定正社員」に広がる不安
自分をアジア人として考える
これからは日本人としての意識を持ちつつ、アジア人としての意識も持つ事。日本経済の未来の冷え込みから考えても、マーケット視点はアジア全体の30億人にすると良いと思います。
そして、ソーシャルネットワークや翻訳技術が今後進化すれば、世界中の人々と知識や気持ちを共有するすることが盛んになるはずです。そうなった場合、「アジア人の絆」が生まれ、交流の幅が広がり、新しいビジネスも生まれてくると思います。
英会話
アジア人として生きていく為に、英会話スキルは必須になります。これまでの日本は英語が話せなくてもやってこれましたが、それはバブル期の「Japan is No.1」だった頃の話です。
今後の日本は、賃金の安い海外労働者も増えてくると予想しています。国内、国外でのシーンでコミュニケーションが円滑に出来るよう、英会話スキルは必須だと思っています。中国語会話もできればベターです。
インプットとアウトプットをする
情報が溢れかえる現代では、情報の取捨選択スキルと、情報をまとめるスキルが求められています。これからは共有の時代です。知識や体験をインプットするだけでなく、自分のフィルターを通してアウトプットし、多くの人と共有するべきだと考えています。
役立つ知識や経験を共有することは、他人の為にもなり自分の為にもなります。共有することで新しい繋がりが生まれ、良いアイデアが生まれてきます。
会社に頼らない
景気後退の日本では、今いる会社が自分を守ってくれることは絶対に無いと思っています。よって、ゼロから何かを生み出せる力を付けることを意識すると良いと考えています。
日本の会社では歯車の一つとなって働くわけですが、その力が通用するのはその会社の部署の中だけです。外に出ると通用しない事の方が多いのではないでしょうか。もし自分が50歳で会社が倒産したり、リストラでもされたらその後どう生きていくか不安になります。
もしその時に、自分がゼロから何かを生み出す力を持っていたらどうでしょう?解雇されたとしても、その後の人生に希望が持てるし、むしろワクワクするかもしれません。
しかし会社に頼りっきりで生活している人には、ゼロから何かを生み出す力を持つ人はほとんどいません。将来日本全体に起こり得るリスクヘッジに自分を対応させるためにも、会社に頼らずに自分で何かを生み出す力を養う意識は大切だと思います。
自分が楽しいと思えることを掘り下げていく
ゼロから生み出す力を付ける為にスキルアップすることは大切ですが、自分が楽しいと思えない事を続けられるほど人間は強くありません。
よって、自分が楽しいと思える事を探し、知識やスキルをマニアックなレベルまで掘り下げていくこと。専門的レベルの知識や技術を持っている人は重宝されます。自分の周囲では役に立たないかもしれない知識でも、ネットやSNSユーザーをターゲットとしてみれば、必ず役に立ちます。
さっこらちょいわやっせ
日本は食べていけなくなることが難しいと言われるほど、豊かな国だと思います。
しかし、痛みから逃げ続けた政策も限界に達しています。そのほころびは今後どんどん大きくなっていき、生活のレベルはどんどん低下していくと思います。
自分の力で、それも自分が楽しいと思える事で、誰かの役に立てて生活出来るようになったら最高の人生になると思います。現代はそれが出来る環境は整っています。