盛岡三大麺の一つとして名高い「盛岡じゃじゃ麺」をご存じでしょうか。
じゃじゃ麺は岩手県民であれば誰もが知っているソウルフードです。
濃厚な肉味噌に生姜、きゅうり、お酢、ニンニク、ネギが絡んだモチモチ太麺を1度口に入れたら病みつきになること間違い無し!
記事を書いて思い出したらヨダレが充満中です。
ラジオで聞いたじゃじゃ麺シーン
先日ラジオでこんなシーンがありました。
他県からゲストが来て、じゃじゃ麺を食べたことに関するものです。
★ゲスト
「私、盛岡には初めて来たんですよ。
早速有名な『ジャージャー麺』食べに行って来ました。」◆司会者
「いやいや(笑)
ジャージャー麺じゃなくて『じゃじゃ麺』っていうんです。違う食べ物なんですよ~」
なるほど。確かに全国的に知られているのは「ジャージャー麺」の方かもしれませんね。私も盛岡来るまでは「じゃじゃ麺=ジャージャー麺」だと思ってた。
そういえばじゃじゃ麺とジャージャー麺ってどう違うんだろう?
ってことで調べてみました。
じゃじゃ麺とジャージャー麺の違い
Q:
どなたか、じゃじゃ麺とジャージャー麺の違いを教えて下さい。ベスト回答:
・じゃじゃ麺は、ゆでた「うどん」に肉味噌をかけて食べます。
・ジャージャー麺は、ゆでた「中華麺」に肉味噌をかけて食べます。引用:Sooda!
既に調べている人がいました(笑)
なるほど!麺が違うんですね!
今まで特に気にせず食べていたんですが、違いについて聞かれたら答えられなかったかもしれません。
料理写真も見比べてみましょう。
盛岡じゃじゃ麺
うどんの上に肉味噌、きゅうり、おろしショウガ、紅ショウガ、ネギがトッピングされています。お好みでお酢やラー油、ニンニクを入れます。
私が食べるときはお酢とラー油トッピングは欠かせません。 旨味がグッと引き立ってより中毒性の高い味わいになります。
麺を食べた後の〆に「チータンタン」をすするのが一般的です。
溶き卵と、麺のゆで汁に肉味噌とネギをトッピングして飲むスープです。
これがまた絶品!
店を出た帰り道は恍惚の表情になりますよ。
ジャージャー麺(炸醤麺)
豚のひき肉、細かく刻んだタケノコ、シイタケを豆味噌や豆豉醤で炒めて作った肉味噌を中華麺にかけて食べる料理。
盛岡じゃじゃ麺と違って、おろし生姜や紅生姜はトッピングしないのが一般的のようです。
盛岡じゃじゃ麺の起源
戦前、旧満州(現在の中国東北部)に移住していた(後の「白龍」(パイロン)の初代主人である)高階貫勝が、満州時代に味わった「炸醤麺(ジャージアンミエン)」を元に、終戦後の盛岡で日本の食材を使って屋台を始め、そこで盛岡人の舌にあうようにアレンジをくりかえすうちに、「じゃじゃ麺」としての独特の形を完成させたといわれる。
引用:wikipedia
盛岡じゃじゃ麺の起源は中国のジャージャー麺だったようです。
肉味噌を麺に絡ませて食べるスタイルは同じですが、アレンジしたとはいえ完成度は驚くほど高く、オリジナルのグルメになっていると思います。岩手県民をここまで虜にしているんですからね。
岩手は盛岡にお越しの際は、ぜひ盛岡じゃじゃ麺を堪能してみてください。
【幸呼来】チョイワヤッセ!
ご当地グルメを食することは、地域活性化にも繋がります。
何より美味けりゃ最高です!美味しいものを食べられるって、普段忘れることもありますが幸せなことですよね。