ゼロ・グラビティを観て来ました。
観終わった率直な感想、また味わいたい!これぞ3D映画!と感じました。
今回はまだ観ていない人の為にネタバレ無しの感想です。
どうぞ安心して先をお読みください。
ゼロ・グラビティの感想
最初、大したことない映画かな~とタカをくくってましたが、かなり度肝を抜かれました。
なぜタカをくくってたかっていうと、上映時間が91分(約1時間半)だからです。
最近の面白い見ごたえある映画って、120分くらいのものが多いと感じています。レンタルビデオ店に行くと、B級映画の多くは上映時間が90分台です。だから、「ゼロ・グラビティ、もしかしたら・・・」なんて思っていました。
でもそんな心配はどこへやら!
超充実した91分間!まるで2時間映画を見てたような充実感を味わうことが出来ました。中だるみすることが無く、最初から最後まで恐怖と緊迫感が続いて、無重力の世界に引き込まれてしまう映画です。
ゼロ・グラビティは絶対3Dで観るべし
これからゼロ・グラビティを見る人は、絶対に3Dで見て下さい。
今回の映画は、ただ飛び出すものを見る映画ではありません。
宇宙の無重力を体験・体感する映画です。
映画「アバター」の大ヒット以降、3D映画作品が増えました。でもその多くは「3Dにした意味があるのだろうか?」「アバターのような感覚は味わえない」と感じていました。
なぜなら、3D映画には2種類あるからです。
- 2D作品を単純に3D化しただけの映画
- 3Dで見る為に作られた映画
ゼロ・グラビティは完全に後者の部類に入ります。ディズニーやUSJのアトラクションで「3Dメガネをかけてください」というものがありますが、これと同じです。3Dはアトラクションを構成するうえで不可欠なものです。もし3Dアトラクションを、3D無しで観たらどうでしょう?きっと面白さは伝わってきません。
ゼロ・グラビティも3Dアトラクションと同じで、3Dで見ることで「ゼロ・グラビティを観た」と言えるような作品です。
もしあなたがアバターを3Dで観た感動を覚えているなら、ゼロ・グラビティを観ることで同じ感覚を味わうことが出来ます。そう、
映画の世界に自分が入り込む感覚!
この感覚を味わったのはアバター以来です。こういう3D作品を待っていたのですよ。
ですのでこの映画は、映画館で3Dで観れるうちに行ってください。
無重力の恐怖が襲ってくる
僕は無重力を体験したことは無いのですが、この映画を観ると重力のありがたみが分かります。無重力がこれほど恐ろしいものとは思いませんでした。
僕らの無重力イメージといったら、宇宙空間でゆっくり漂ってたり、宇宙船の中でフワっとしてるシーンを思い浮かべます。でもゼロ・グラビティの場合はそんな生易しいものではない。
無重力と宇宙の恐怖を知る事になります。
あとは映画館でじっくり楽しんできてください。
重要なことなのでもう1回書きますが、
ゼロ・グラビティは絶対3Dで観ましょう。
近くに3D対応の映画館が無い人は、多少遠出をしてでも3Dで観た方が良いです。