STAP細胞、残念でしたね。
今回の事件ではマスコミや周囲の騒ぎ立て方と、事件の方向の持っていき方が凄いと思わされました。
STAP細胞は今回の事件で、世間からは消されてしまうでしょう。にしても、あまりに不審な点が多すぎる今回の事件。
私にはiPS関係者の圧力や利権が関わっているように思えてしまいます。
あやふやな点が多すぎる
メディアというのは大きな組織と組んで、弱者が持つ真実を捻じ曲げてしまうことがあるのです。これは自身の経験上であり、その時渦中にいた私にとって「新聞社や県は恐ろしい。自分の都合が良いように真実を書き換えていくんだな」と思い知らされました。
これから書くことは完全に私の憶測ですので、真に受けずに読んで頂きたい。あまり憶測でブログを書くことはしたくないのですが、あまりに思う事があるのでログとして書き残しておくことにする。
再現実験を行わない
今回の事件では、そもそもSTAP細胞は存在するのか?という部分そのものが謎になってしまいました。検証実験について第三者の研究機関は「始めから嘘だと思ってたから、検証実験を行わない」と言ってるようです。この言い分もどこか変だと思います。第三者が腫れ物に触って飛び火してくるのを恐れているようにしか思えません。
もし私がiPS細胞関係者だったら
ここで考えたのは「もし私がiPS細胞の研究者や投資家、製薬会社の立場だったら?」ということである。
研究者や投資家、製薬会社はiPS細胞には既に莫大な金額を投じています。そこで大きな代替え可能性を秘め、かつiPSよりも簡単で低コストのSTAP細胞が主流になるのだとしたらどうなるか?
私がiPS関係者だったら、STAP細胞は全力で潰しにいくと思います。実際、今回のSTAP細胞関連論文のあら捜しは尋常ではありませんでした。小保方さんの博士号剥奪にまで及びそうになっています。
さらに言えば、世にある無数の画像データから、よくこの短期間でコピペや改変画像を探してきたものだと感心さえしてしまいます。かなりのマンパワーを投入しなければ出来ないことです。果たしてこれを誰が行ったのでしょう?
STAP細胞が再生医療の主流になれば、iPS絡みで大損をする人間は既に沢山いるはずです。その関係者がSTAP細胞の登場をゆっくり見ているはずはないと思います。
論文取り下げの意義
今回のSTAP細胞論文が取り下げられれば、STAP細胞の件については一旦白紙になります。だからといって、STAP細胞が存在しないということではない。
仮に誰かがSTAP細胞の再現実験に成功してSTAP細胞の存在が認められたとしても、今提出されている論文を取り下げないとこの先永遠にこの不備・修正だらけの論文が引用されていくことになる。
そうなると理化学研究所にとっても永遠に不名誉なことになるため、この機会に論文を取り下げて再び完璧な論文に仕上げて提出したいという意向が、理化学研究所や山梨大の教授にあるのだろう。「信用できなくなった」というの発言がやたらと強調されているのは、メディアが言葉の端だけ取り上げて報道を面白くするためにしていることだ。ソチオリンピックの森元総理の発言で、メディアのやり方は既に皆さんご存知でしょう。
だから、「論文取り下げ=STAP細胞が嘘だった」ということではない。そこを勘違いして「論文取り下げるなら、ねつ造だったんだ」と一方的に騒ぎ立てている人がいるようなので、認識を正しく持って頂きたい。
STAP細胞に関する憶測まとめ
今回のSTAP細胞に関する一連の事件に関する私の憶測は以下の通り。
- STAP細胞作製は成功している。
- しかし論文のコピペは事実。
- iPS関係者の圧力によるSTAP細胞潰しがある。
- メディアが騒ぎ立てるので事件が大きくなってしまった。
- 理化学研究所はSTAP細胞を諦めたわけではなく、一時撤退をしたい。
- 一時撤退をして論文を完全なものに仕上げるつもり。
私としては、iPSより簡単で低コストなSTAP細胞が早く広く研究されていくようになって頂きたい。もしこのままiPS細胞による再生医療が進んだ場合、将来その恩恵を受ける私たちは莫大なコストを被ることになるのである。
将来的にiPSで出来た角膜移植が100万円だとしたら、STAP細胞であれば10万円になる可能性を秘めているのです。iPS再生医療が日本の高額医療費制度なんかが適用されれば、医療費支払い上限より多くかかった医療費は国民の税金で支払われるんですから。