【出典】全日本トラック協会
そうきたか。驚き。
高知市では今年度から「よさこい移住プロジェクト」が開始されています。
高知市への移住促進によさこいを掛け合わせたんですね。発想が良い。岩手でもこういうのやればいいんじゃないの?
よさこい移住した人
高地では市をあげて移住推進プロジェクトをやっているんですねぇ。「高知家で暮らす。」という移住推進サイトまであるから驚き。高知に移住した人の生の声が沢山掲載されています。
移住・交流コンシェルジュまで設置されているらしい。移住希望者向けの情報発信や、移住体験プログラム、就職探し支援、起業支援サポートまで用意してあります。
地域おこし系に興味ある人にはこのサイトはぜひ見てほしいです。やるなぁ、高知。
そしてよさこいがきっかけで高知に移住した人も。
出身は神奈川ですが、高知県観光特使にもなっている荻島毅洋さんがその一人。移住した決め手は「子供とよさこいに参加したい!」という思いだったそうです。
よさこいで同じチームの妻が高知出身で、お互い東京で仕事をしていましたが、妊娠を期に「地元の高知で子育てをしたい」と言われたことがきっかけです。
僕自身、高知の人の魅力に魅かれていました。
よさこい祭りが終わると、「また、帰ってきいよ!」とあたたかく見送ってくれるチームの仲間や、様々なチームの友達の存在。そしてなによりもこれから生まれてくる子供と一緒に「とらっく」でよさこいに参加したい!という思いがあり高知への移住を決意しました!
他県に移住しても、気軽に参加できるコミュニティがあるって強みですよね。
私の場合バイオリンが弾けるので、どこの県に行っても地元のオーケストラに入ることが出来ます。なので、「引っ越して一人ぼっち、職場以外の人との出会いが無い」という心配はありません。でも、こういうのが無い人は、移住しても外部と繋がりを持てる可能性は減ります。外交的な性格であれば大丈夫だと思いますが、みんながそうとは限りません。
そういう場合、移住先で気軽に参加できる、”よさこい”のようなコミュニティがあることは、移住者側からすれば安心だろうし、移住のきっかけにもなる。そのコミュニティと移住推進を組み合わせたプロジェクトも良いですね。よさこいは既に全国に広がっているので、各地でよさこいチームに所属している人は安心して高知移住を考えることが出来るわけです。高知、頑張ってるなぁ。
あっ、盛岡にも気軽に参加できる素晴らしいコミュニティあるじゃない。
であれば、
盛岡さんさ踊り移住やってみれば?
盛岡さんさ踊り移住プロジェクトやってみるって面白そうじゃない?、と思った今日の朝です。
岩手でも、でくらす遠野というプロジェクトはありますが、県をあげてやっているものではありません。岩手県庁のホームページを見ても、移住支援プログラムのようなものはまったくありませんでした。これから人口減少に拍車がかかることは決まっているので、各県が魅力的な移住者プログラムを設置するのは必須じゃないかなと思います。
岩手県の総人口も順調に右肩下がりです。
アウチ。
人口減少による人手不足で、中小企業が潰れはじめていることもあります。県をあげての人口確保、今から必死に取り組まないと10年後、20年後は危ないのでは。
盛岡の場合、さんさ踊りという魅力的なコミュニティがあります。岩手北上は工業団地もあるし、県の協力があればもっと企業を誘致できたりしないのかな?企業家支援にも力を入れて、岩手全土にさんさ踊りコミュニティを作れば、岩手への移住者を増やせる可能性は上がるかもしれませんね。
さんさ踊りをよさこいのように広めることが出来れば、いろんな機会が生まれそうです。全国に広げずとも、せめて岩手全土に広めるなどの施策を打って、移住推進プロジェクトなどに結び付けてはいかがでしょうか。
わたくし、秋田出身で3年前に盛岡へ移住。さんさ踊り界に飛び込みんでみましたが、楽しくって仕方ありません。さんさ踊りがあることで、「もう盛岡から離れられないな~」と思っているくらいです。