どーも、お久しぶりです。しばらく音沙汰無いわたくしでしたが、実はベトナムとカンボジアに行って参りました。
感じること、刺激を受けたことなど多々ありましたが、それは後ほどブログにてゆっくりと書く事にして、今日もさんさ踊りネタ。
わたくし、秋田出身でありながら、東北三大祭りにもなっている竿灯がまったく好きじゃありません。
竿灯のどこが良いのか分からない
【出典】竿灯まつりフォトコンテスト「稲穂の舞」畠山幸義さん撮影
どうしてこの祭りが東北三大祭りに入っているのか、未だに理解できないんですよ。
なぜなら、楽しくない。
重くて不安定、竿を伸ばす度に持ち続ける難易度が上がる。額た腰で持ち上げたりと、巧の技で凄いとは思うんですけどね。
でもこのお祭りって、私から見れば単なる”内輪盛り上がり”にしか感じません。わたくし、内輪盛り上がりする集団は生まれつき大嫌いな体質です。
竿灯をやってる人たちは当然楽しいと思いますが、盛岡さんさ踊りみたいに飛び入り参加が出来ない点ではかなり残念。ちょっと竿灯を持たせてくれる時間もありますが、気楽に出来るものじゃない。
やってる人達が楽しんでるだけのお祭りですので、見る度に「勝手に楽しんでんなー」と、よくひがんでたものです。竿灯は飛び入りが出来ないことから、見ている側と祭り参加者の距離が遠いと感じていたので、それが寂しく、悔しく感じていました。
盛岡さんさ踊りは違うぞ!
でも、盛岡さんさ踊りは違うぞ!パレードには飛び入り参加も出来るし、竿灯ほど難しくないから踊りのレベルを問わなければ、誰でも気軽に参加できるお祭りです。県外に住んでいる人でも、練習用DVDがあれば自宅で練習出来て、その気になればどこかの団体でパレードまで出られる。車椅子の人でも、付き添いがいれば参加できる。
私が初めて盛岡さんさ踊りパレードに出た時は、沖縄在住の女の子がパレードに参加してきましたよ。沖縄にいながらさんさ踊りを練習してきて、8月のパレード時にわざわざ盛岡まで来てくれました。
こんな感じで、盛岡さんさ踊りへの参加敷居って竿灯に比べて遥かに低いのです。観たい人は観れば良し、参加したい人は誰でも参加できる。竿灯の参加敷居が100メートルだとすれば、盛岡さんさ踊りの参加敷居は1cmくらいです。その1cmは自分自身の”飛び込む勇気”だったりするので、盛岡さんさ踊りに参加敷居は無いようなものです。盛岡さんさ踊り自体には内輪盛り上がりの要素が無いのです。
さらに、装備品が持ち運び簡単ですので、割と気軽にどこでも披露できます。観てくれるお客さんへの露出も多く出来るし、その分楽しんでもらえる機会が多いのです。竿灯だと簡単にはいきません。組立だけでも大変だし、場所も広くて電線などが無いところに限られます。竿灯は機動性と露出性も少ないのです。
こんな理由から、秋田出身で秋田市に13年も住んでいながら、竿灯より盛岡さんさ踊りが遥かに好きなのです。ということで、
東北三大祭りじゃなくて、盛岡さんさ入れて東北四大祭りにしようよ!
と思いきや、「東北四大祭り」でググってみると、
・・・山形の花笠祭りに先を越されておりました(涙)
ええい!では「東北五大祭り」はどうなんだ?!!!
読売旅行さんのサイトで、既に盛岡さんさ踊りを入れて「東北五大祭り」という名湯旅行パッケージングで紹介されていました。
多分勝手に言い出したんだと思いますが、まだまだ認知度が低い盛岡さんさ踊り。東北五大祭りとしてでも良いので、いろんな旅行会社さんでパッケージング商品化して頂ければ、これ幸いでございます。