VAIOPro13ノートPCを手に入れて「軽い!持ち運びやすい!」と浮かれていたのもつかの間。
パナソニックから新モデルでレッツノートRZが発売されるらしい。重さは世界最軽量の745g。
745gだと??VAIOPro11の770gが追いこされてしまいましたね。興味があるので、詳しく分析してみました。
レッツノートRZもうちょい詳しく
レッツノートRZのイメージキャラクターは比嘉愛未さん。
3本指で軽そうに持ってますね。確かに745gであれば片手でもヒョイッと持てる重さです。
WEB限定でレッツノートRZのCMも公開されています。
タブレットにもなる
レッツノートRZは、ディスプレイが360度回転してタブレットにもなる。よって当然ながらタッチパネル搭載。マイクロソフトのSurfanePro3みたいですね。
液晶は10.1型WUXGA(1920x1200ドット)だから、ディスプレイの左右にエクセルとワード1個ずつ並べて作業も出来ますね。
キーボード
わたしが1番気にするキーボードですが、このサイズでもしっかりアイソレーション。矢印キーも独立しているから、これはコンパクトながらもミスタッチがしにくいですね。
おまけにキーボード深度は1.5mm。VAIOProで1.4mmだからそれよりも深い。まだ実機は触っていませんが、しっかりとした押し心地になっていると思います。ちなみにCtrlとファンクションキーの配置が通常と反対ですが、これは設定で自由に入れ替えられるらしいです。良いですね、レッツノートRZ。
Surface3のキーボードだとアイソレーションじゃないから、店舗で触ってみましたがミスタッチが多くなります。キーボードは大事。
CPUは最新のIntel coreM
レッツノートRZのCPUは、最新IntelのCoreM!
近年はIntel corei3~corei7が主流で、「coreM?何それ?」と感じた人もいるだろう。この最新CPUは、2014年9月にインテルが発表した新ブランド。
詳しく書くと長くなるので割愛するが、最大の特徴は「CoreMでは、従来よりもより薄く、省電力化できる」という点。例えば、今までcorei5を積んだバッテリー型ノートPCの駆動時間が6.9時間だったものが、coreMに変えると8.6時間にまで伸びた試験データがある。
coreMを積んだノートPCは、従来のcoreシリーズPCよりもバッテリーの持ちが良いくなる点が魅力です。このCPUのおかげもあって、レッツノートRZのバッテリー駆動時間はなんと10時間らしい。VAIOProを買ったばかりの自分にとってちょっと痛いニュースです(涙)
バッテリーが外せる
レッツノートRZの魅力でもある「バッテリーが外せる」点。
これはビジネスシーンで使っている人にとっては便利。私の使っているVAIOProはバッテリーが外せないから、交換で工場に送れば最低でも3日、最悪1週間はかかる。
ですが、レッツノートの場合はバッテリー取り外しOKだから、予備バッテリーさえ買っておけばそれでOK。工場に送る必要も無し。
USBポート3つ、HDMI、SDカードスロットも
レッツノートRZの凄い点は、USB3.0ポートが3つ、SDカードスロットにMIDIポートも付いている点。
VAIOProだとUSB3.0が2つですよ。パナソニックの開発部門さま、これだけのコンパクト機体にこれだけのポート付けたのは相当頑張ったと思います。ノートPCでUSBが3つもあれば、ほとんどの用途に対応できるんじゃないでしょうか。
相変わらず頑丈
世界最軽量の745gとなったレッツノートRZですが、頑丈さの特徴はしっかり受け継いでます。76cmの高さから落としても壊れません。
VAIOProなら多分一発で壊れそうだな・・・。わたしの友人がレッツノートの工場に見学に行った時、作業員の人から「レッツノートはジャンジャン落として頂いて大丈夫ですよ。絶対こわれませんから」と言ってたそうです。
軽量型のノートPCだと、やっぱり持ち運ぶシーンは多くなると思います。となると、当然いろんな衝撃を受けるシーンも多くなるわけで。その点レッツノートであれば、どこに持ち運んでも壊れる心配が無いわけだ。スマホよりも丈夫じゃないでしょうか。
問題の価格
では最後に、最大の問題である価格。パナソニックストアでレッツノートRZを見積もってみたところ、
1番安い4GBメモリでも消費税込み166,747円(5%割引使用)
メモリ8GBが欲しい場合はプレミアムエディションのSSD256GB仕様の選択肢しかなく、見積もると
最低金額が256,978円(5%割引使用)
た、高い・・・。
SSD128GBのメモリ4GBでこの価格はちょっと高いなぁ。VAIOPro11で同じような仕様で見積もれば112,654円です。そして私が買ったVAIOPro13のメモリ8GBであればワイド保証が付いて16万円切ってます。
レッツノートRZでもSSD128GBで8GBメモリの機体があれば、そっちが結構売れると思うしニーズもあると思うんですが、パナソニックストアを見ると無いんですよね。8GBメモリが搭載されているのは、26万円超えのプレミアムエディションのみになってしまいます。
これはちょっともったいないラインナップですね。メモリの入れ替えはそれほど難しいことではないはずですので、今からラインナップにSSD128GB・8GBメモリ機体を加えてはいかがでしょうか。
レッツノートRZまとめ
レッツノートRZの総括。
- 世界最軽量の745gは持ち運びに快適。
- 相変わらずのタフさで壊れにくい。
- USB3.0ポートが3つも付いている。
- バッテリーが取り外せるのは魅力。
- 新CPUのcoreMでバッテリー駆動時間が長い。
- キーボードがアイソレーションかと深度が1.5mmで打鍵感が良い。
- 価格が高い!8GBメモリを買うなら最低25万円ほどから。
価格は高いレッツノートRZですが、4GBメモリでも大丈夫な人は買いだと思います。8GBメモリが必要な人は、お金に余裕があるなら迷わず買い。軽くて丈夫、キーボードも打ちやすいしこの上無いと思います。もしお金に余裕が無い場合は、丈夫ささえ求めなければVAIOPro11の方が10万円以上安上がりです。
世界最軽量の745gと耳にして調べてみましたが、レッツノートRZは価格が高かった。こちらがVAIOProより先に発売されていても、価格面からVAIOProを買っていたと思います。
でも、価格さえ気にしなければ、軽さ・持ち運びの快適さ、機能面から見ても最強のノートPCだと思います。これ以上のノートPCは他に無いのでは。お金があったら欲しいです。