もったいないなぁ。ホント、もったいない。
最近「こりゃ凄い」と思う経歴を持つ日本人女性と知り合いました。英語がペラペラでハワイの公式スピーチ大会で優勝、他にも5か国語くらい話せる。なんらかの事故か病気で車椅子生活をしていて、バリアフリーに関しての意識もめちゃめちゃ高い。「日本は英語圏に比べてバリアフリーに10倍関心が薄い」とか、その方面もかなり詳しい。
と、こんな感じで私のように日本で普通の生活していたら知らない事や経験を沢山しているお方です。海外暮らしも数年経験してきていて、日本との違いの話はかなり面白いです。まだまだ面白い情報を沢山持っていそう。
そんな面白い経歴持つ彼女、現在月収10万円ちょっとの経歴とはまったく関係ないアルバイトをして生活しています。
情報発信力が無い
どんなに素晴らしい知識や体験をしてきていても、情報発信力が無いと埋もれたままになってしまうんですね。
以下、情報発信力が無い人のイメージです。
目の前には大海原が広がるだけ。思い切り叫んでも、海の向こうに声は届きません。たまたま船が通って見つけてくれるのを待つしかありません。これが情報発信力が無い状態です。
そこで普通であれば、自分の知識や経験を活かせそうな職業や会社を身の回りで探すと思います。ですが、必ずしも自分の希望通りにいくとは限りません。
しかしお金を稼いで食べていかなければいけない。結果的には自分のやりたい事・経験とは関係のない仕事で我慢して生活していく。こういう人って多いと思うんですね。もったいない。
ネットさえあれば漕ぎ出せる
この「もったいない人たち」は、大海原を渡る道具が目の前にあることに気づいていないか、知っていても一歩踏み出せていないかのどっちかです。
そう、ネットを使えば簡単に情報発信できるのです。1年くらいやってみれば、誰でもそこそこの情報発信力を持つことができます。いろいろ実験して検証を3年も繰り返せば、情報発信力をさらに大きくすることが出来ます。今や「個」が大きな情報発信力を持てる時代です。そしてお金に変えることも出来てしまうのが今のネットを利用した情報発信の良い部分です。
私が彼女なら
もし私が彼女ならこうします。
まず、ハワイでの生活経験を活かした日本人旅行客向けのブログサイトを立ち上げます。バリアフリーに関する情報も絡めます。同時に英語力を活かして、「日本の学校で教えてくれない英会話」のようなサイトを立ち上げます。
こういった情報は誰もが持っているわけではないので、貴重な情報です。ライバルも少ないうえに、この情報を欲している人はそこそこ多いと思います。ハワイへの日本人旅行客は多いし、英会話の需要も高いですしね。
これにグーグルアドセンスやアフィリエイトを絡めてコンテンツを作っていけば、2~3年後にはこれだけで月に20万円~30万円は稼げます。さらに英会話サイトをまとめた電子書籍を個人で出版できるおまけ付き。もしかしたらブログ経由で英会話講師などの仕事依頼も来るかもしれません。
何より素晴らしいのは、自分の知識や経験が他の誰かの役に立って感謝されるうえにお金が得られることです。お金だけのためにやっているアルバイト仕事と違って、やり甲斐は天と地獄ほどの違いがあります。
まとめ
今はネットを使えば、先に紹介したような情報発信と収入を得ることが個人で出来るのです。さらにスマートフォンの普及で、ネットでソーシャルメディアを利用する環境も大きく整っています。
情報発信力が無いために、素晴らしい力がまだまだ沢山埋もれているはずです。埋もれたままでいるかどうかは、結局は「やるか、やらないか」の違いだけだと思います。ネットに疎かった私でもちょっとは出来ているんですから、「まずはちょっとやってみる」という気持ちと行動力さえあれば、自分の知識や経験を活かした情報発信は誰でもできるのです。