以前から気になっていたバター餅を食べてみました。
美味ーーー!週に1回くらい食べたい!
横手の実家に帰る途中、錦秋湖サービスエリアで売ってました。4個入りで400円です。1個100円って高くない?って思いましたが、興味深々だったので購入。
バター餅はその名の通り、バターが練りこまれたお餅です。お餅なんだけど、時間が経っても超柔らかいまんまなんだとか。ってことで伸ばしてみると・・
軽い力でこれだけニューーーンっと伸びます。柔らかっ!!!
口に入れると柔らかさがさらに分かります。ふんわり甘く、ほのかなバター風味。柔らかく優しい味です。濃すぎない味で美味い!
バター餅のルーツ
バター餅(バターもち)は、北秋田市で40年以上前から地域で食されてきたという郷土菓子。水に一晩浸したもち米をつき、ほかの材料(バター・小麦粉・卵黄・砂糖など)を加えて混ぜて作られている。バターを入れることで時間が経っても硬くなりにくく、餅の柔らかな食感が保たれているという特徴があり、このことから伝統的方法で冬に狩猟をするマタギたちの間で保存食として用いられていた。
【参考リンク】Wikipedia
北秋田市の森吉、阿仁、鷹巣がバター餅のルーツです。県民ショーで放映されて以来、人気に火が付きました。
北秋田市観光協会が認定したバター餅販売店では、通販もしています。東京の全国ふるさとふれあいショップ「とれたて村」でも買うことが出来るようです。
ハワイにもバター餅があるらしい
ハワイでは、アジアからの移民によって持ち込まれた餅がハワイ住民や日系人たちに人気であり、特に「Butter mochi(バターモチ)」または「Bibingka(ビビンカ)」と呼ばれるバターを使った餅菓子が定番の一つである。フィリピンからの移民によって伝えられたものと考えられており、餅粉、バター、卵、砂糖といった材料は秋田同様だが、それら以外にココナッツミルク、練乳、ベーキングパウダーなどが加えられており、搗くのではなくオーブンで焼いて作られる。
バター餅はハワイのスーパーでもよく売られているようです。ワゴンや家庭でも作られているんだとか。
ハワイではバリエーションが沢山あり、人気なのは「BIBINGKA」「CHI CHI MOCHI」。BIBINGKAのラベルの横には「BUTTER MOCHI」と書かれています。
ハワイのバター餅たち
オーブンで焼いたタイプです。こんがり+柔らかさが魅力的らしいです。食べてみたいですね。
ブルーベリーソースをまぶしたりもするようです。甘党には最高のスイーツだと思いますが、運動も必要ですね。
お家で作れるバター餅
バター餅の作り方は簡単。クックパッドでは、3000種類以上のレシピが公開されています。
お正月だとお餅が家にあるケースが多いので、気分転換にバター餅を作るのも面白いかもしれませんね。気温も低くて日持ちするし。
【幸呼来】さっこらー
秋田に33年住んでいたのに、バター餅の存在を知ったのは去年でした。「ビジネスで成功するなら海外進出だ!」と声高に言われていますが、実は国内の、自分が住んでいる県のことだってよくわかっていない自分に驚きます。
いろんなものに目を向けていけば、地域活性やビジネスのヒントは日本にも沢山あるのでしょう。それに気づかないのは、自分が目を向けようとしていないからかなと思いました。