口臭が気になる・・・喉が渇く・・・。
それはもしかしたら、新型ドライマウスによるものかもしれません。
ドライマウスは生活習慣によっては誰でもなる可能性があります。
私も気を付けねば。
ドライマウスとは
新型ドライマウスを説明するまえに、普通のドライマウスを知っておきましょう。
ドライマウスとは、唾液の分泌不足によって口の中が乾いてしまう症状。虫歯や歯周病にかかりやすくなります。
通常、口の中は唾液で満たされることによって、細菌繁殖を抑え、歯間の食べかすを除去してくれる効果があります。唾液分泌が少なくなることで細菌繁殖が起こりやすくなり、口腔カンジダ症、誤飲性肺炎、口臭の原因になることもあります。
原因の多くは朝食を食べないこと、よく噛んで食べないことによる唾液分泌量の減少によるものです。
起床時は唾液の分泌量が少なく、その状態で朝食を抜いてしまうことで、口の中が乾く状態が続いてしまうそうです。よってダイエットをする女性がかかりやすいと言われています。一般的に「朝食を食べた方が健康に良い」と言われていますが、唾液分泌を促す目的もあるんですね。
ということは、朝食をしっかり噛んで食べるだけで、普通のドライマウスは改善してしまうわけです。
しかし、最近になって別の原因によるドライマウスがあることが分かりました。
新型ドライマウスです。
新型ドライマウスとは
新型ドライマウスの症状は普通のドライマウスと同じですが、原因が異なります。
新型ドライマウスとは、唾液蒸発型ドライマウスのことです。
口が開いている人に多く発症します。例えば、鼻づまり、睡眠時無呼吸症候群、口の筋力の低下があります。
口の筋力低下は、老化、柔らかい物を食べることが多い、話す機会が少ないことです。
むー。つまり、口を開けて生活している習慣によって唾液が乾いて、ドライマウスと同じ症状になってしまうということですね。
パソコン作業に夢中になっていると、口が開いている人を見ることがあります。そういう人も危ないんでしょうね。あとは睡眠時無呼吸症候群。これは肥満体質の人に多いから、運動して痩せなきゃいけないってことです。
「しっかり朝食を食べる、噛む、運動する」という動物らしい生活をしていれば、ドライマウスは防げるということです。
ドライマウスの対策方法
ドライマウスの原因を見ると、それほどやっかいなものではありません。習慣を見直すことで簡単に改善が出来ます。対策方法を以下にまとめておきます。
- 朝食を食べる。
- 良く噛んで食べる。
- 起床後に牛乳を一杯飲む。
- 鼻で呼吸をする。
- 歯ごたえのあるものをしっかり食べる。
- ガムを噛んだり、飴を舐める。
- 水分補給を欠かさない。
- 運動して痩せる。
- 人と話す。
- 口舌体操をして口回りの筋肉を鍛える。
ドライマウスの原因は、ほとんどが日常生活による習慣から起こるものです。今回挙げたような対策を日ごろから実践して習慣にすることで、確実にドライマウスを改善することができます。
口臭に悩んでいる人は、サプリや歯磨きも対策にはなりますが、ドライマウス改善対策も試してはいかがでしょうか?