11月22日は「いい夫婦」の日らしい。こんな日があるのは36年生きてきて初めて知ったのだが、面白いアンケートデータを見つけた。
「2013年度いい夫婦の日」アンケートで、18歳から69歳の既婚男女800人にインターネットで結婚生活の状況と、「生まれ変わったら同じ相手を選ぶか」の調査を行ったらしい。その結果が以下。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
今の結婚生活がとても円満or円満 | 約78% | 約78% |
生まれ変わったら、今のパートナーを選ぶ? | 40%以上 | 26.8% |
生まれ変わったら、別のパートナーを選ぶ。 | No Data | 27.5% |
実に興味深いし矛盾したデータである。「生まれ変わったら、今のパートナーを選ぶ?」に対しては26.8%。じゃぁ残り73.2%は選ばないってことかと思いきや、「生まれ変わったら、別のパートナーを選ぶ」と答えたのは27.5%だったようだ。どういうアンケート項目があったか不明だが、「どちらとも言えない」「非回答」「独身でいい」だったのか。
どっちにしても、このアンケート結果では既婚女性の7割以上は今の結婚相手に満足していないということが分かる。さらに、「今のパートナーを選ぶか」では男女に差がある。
男性は遺伝学的に考えれば、同じ相手を選ぶのは40%に止まるのはまだ納得がいく。でも女性が同じ相手を選ぶ数はもっと低い。どうしてこういう結果になるのだろう。
他の女性たちから聞いた話
僕の趣味や職業柄、女性と話す機会が多い。その女性たちとたまに結婚生活の話になるのだが、現在の夫に対して「老後一緒に過ごすのは考えられない」「夫は何もしない」「子供をプラス一人世話してるみたい」という発言を多く耳にする。逆に「仲良しだよ」という女性は5人に1人か、感覚的にはそれより少ない割合だ。
そこで僕はこう聞いてみた。
マナ
「じゃぁ仮に、旦那さんが積極的に家事や育児に参加してくれたら、どうなってたと思う?」女性の回答
「今でも昔みたいに仲良かったかもしれない」
「生活が楽しくなるかも」
「イライラすることが少なくなりそう」
「かなり見直す」
はい、繋がった。
世の中の旦那さん達。奥さんにばっかり家事・育児をさせてるんだろう?
現代では共働きが当たり前。まだどこかで「家事・育児は女性がやるもの」と思っちゃってない?共働きなら、家事・育児も一緒に協力してやるべきだと思うんだ。
今回のアンケート結果「生まれ変わったら、今のパートナーを選ぶ?」で男女格差があるのは、家事・育児に協力しない旦那さんに不満を感じてる奥さんが多いことが原因なんじゃないのかな。きっとそうだろう。
「仲良し」という奥さんに家庭の家事・育児状況を聞くと、ほぼ100%「積極的にやってくれる」と言いますよ。
うちの奥さんに聞いてみた
僕ら夫婦は結婚してもうすぐ丸3年。1月には4年目になるけど、自分が言うのもなんだが、僕としては今でも仲は良いと思っている。
さっきうちの妻に、「なー、生まれ変わったらどういう人と結婚したい?」と聞いたら、僕と結婚したいと言ってくれた。お世辞でも嬉しい。
というか、僕は結婚生活でも家事は全てこなす夫だ。こんな旦那を捕まえるのは、珍獣ハント並に難しいと自分でも思っている。結婚生活には便利な夫だ。妻としてもきっと手放したくあるまい。
もし僕が家事を全くしない夫だったら、妻は医師で忙しいので、多分今の結婚生活は破綻しているだろうと思う事がある。結婚生活において夫の家事・育児の積極的参加は、大きなキーポイントなんじゃないでしょうか。
心当たりがある旦那さん達。奥様の家事・育児労働力に甘えてませんか?奥様はストレス抱えて、ストレス慢性化してるはずです。奥様と老後を楽しく送る為にも、家事・育児には積極的に参加すべきだと思います。