意外にも女医とサラリーマンが結婚するとこういう生活になるの記事が結構読まれているようですので、もうちょっと具体的な女医とサラリーマンの結婚生活を書きます。
ご参考頂ければ幸いです。
金銭感覚が違う
僕が妻(=神経内科女医)と結婚して驚いたのは、まず金銭感覚。妻の年収は僕の2倍~3倍くらいです。
夏休み・冬休みは海外旅行が当たり前になります。「行くのが当然でしょ」という感覚みたいです。「マジで??」と僕が感じるのは、30歳まで「ボンビーガール」並な生活を送ってたギャップのせいかもしれません。
買い物の最中でも、妻は結構~お金に糸目は付けずに買います。僕からすれば「ええっ!!そんなに高いの買うの?」みたいな。医師は普段きついお仕事しているので、仕方ないかと思い特に口出しはしませんが、結婚当初は驚きの連続でした。
生活費は基本的に折半なので、生活を高い方の(=妻の)レベルに合わせることもあります。だから僕の財布が苦しくなることがよくあります。
家事はほとんど夫がやる
ここ数か月は僕も忙しくなっているので、妻も家事はやってくれます。でもそれ以前は99%全ての家事を僕がやってました。
朝食、昼の弁当、夕食(帰りが遅いのでちょっぴり)、風呂・掃除・選択・雑用、全てです。だから妻は仕事のみ。妻は「ありがたいけど、申し訳なくも感じる」と思ってくれている事がありがたいです。
もしこれが「あんたの給料の方が低いし、あんたの方が時間に余裕あるんだから当然でしょ」という感じだったら、結婚生活は破綻するでしょうね(笑)感謝してくれるから、ほとんどの家事をやっていられると感じています。
妻が僻地に飛ばされたことも
結婚して4か月で、妻が僻地の病院に飛ばされてしまいました。盛岡から車で2時間ほどのところです。期間は1年間。
医師と結婚すると単身赴任があります。寂しくも感じましたが、家事は減って自分の時間が増えたので、独身時代に戻ったような感覚でした。
どっちが良い?と聞かれるなら、一緒にいる方が良いです。
妻は本部の都合で毎週火曜日に日帰りで大変だったし、僻地の病院は医師不足。科に専門医が二人しかいないという状況だったので、かなり辛かったそうです。
妻も一人で生活しなければいけないから、忙しい中で食生活等も狂いまくってました。妻がこの状態では心配です。医師には、仕事と生活をサポートするパートナーが必要だなと感じた出来事でした。
こんな中でも連絡は毎日取り合っていたので、仲は良かったです。忙しい妻がちょっとした空き時間に連絡くれていました。単身赴任の場合、毎日の連絡は大事です。
問題なのは、いつか言われるであろう海外への研究留学。期間は2年間らしいので、果たしてどうするのか。僕も海外に住んでみたいと思っているので、海外でも働けるよう、最近はその勉強に多く時間を割いています。
当直は月に10回
地方の病院で医師不足ということもあり、妻の当直は月に10回です。3日に1回当直ということになります。当直回数は科や年齢にもよりますが、ちょっと多めという話を聞きます。
大変そうですが、僕には家の事をやってサポートするしかありません。
食事
僕も妻も料理をするので、家で食べることが多いです。家ごはんだと、野菜を沢山摂れるのが気に入っています。外食をすることもありますが、定食屋とか、たまーにレストランとか、至って普通です。
医師同士の夫婦だと、二人で外食ということが多くなってしまうようです。ゆえに太るパターンになりやすいようです。
睡眠時間
以前は妻の5時間睡眠が当たり前でした。特に大学院の時の臨床+研究活動が本当に辛そうでした。しょっちゅうリポD飲んでました。休みがあれば「昼寝する」が口癖でした。
そんな中でも僕は普通に7時間くらい寝てました。ちょっと後ろめたいこともありましたが、生来寝ることが大好きな僕にとっては、5時間睡眠は耐えられません。
休日
僻地病院にいた頃はオフは完全にオフ。呼び出されることはないので、土日休みがある時を利用して、よく旅行をしていました。
ですが盛岡に戻ってからは、年齢がまだ30代ということもあって土日のどちらかに当直を入れられることが多いので、一泊してどこかへ出かけるということはほとんど出来ません。だから、夏休み・冬休みは海外に行って羽を伸ばしたい気持ちになるんでしょうね。
普段の休日は二人まったりしたり、ジムに行ったり、お互い好きな事をしています。
すれ違いとケンカ
妻が帰ってくると家には基本的に僕がいるので、すれ違いは特にありません。でもケンカはたまにします。主に家事のことです。妻が家事をしてくれる状況に慣れきってしまったようで、出来る時でも協力しないのは僕も一言いうことがあります。言い方が良くないのか、スネてしまうことが多いです。
でもこういう風に言い合えるのも、一緒に住んでいるからこそです。夫婦であれば、一緒に生活した方が良いかなと感じています。