両親への結婚の挨拶、考えただけで心臓バックンバックンしませんか?
ましてや相手の親が開業してる医師だった場合は、一筋縄じゃいかないんじゃないのかなぁ・・・と不安になります。
今日は、僕と周囲の体験を書きます。参考になるか分かりませんが、一つのケースということで。
僕の結婚挨拶
僕は普通のサラリーマン、父が会社員、母がパート、妹は普通に結婚。
妻の方は、自身が医師で、お義父さんが歯科開業医、義母が主婦、義弟が歯科医という構成です。
僕から見れば、相手方の家族は絵に描いたような立派な家柄です。
対して僕の場合は、言うなれば雑草。
挨拶に行ったところで「雑草にうちの娘を嫁に出すわけにはいかん!」とか言われて、返り討ちに遭うんじゃないかと心配してました。
挨拶当日
挨拶の日が決まりました。場所は、立派なホテルの中華レストランの個室です。
豪華な料理を食べながらの挨拶だったんですが、味は全く覚えていません。チャーハンとスープを食べたくらいしか記憶に無し。それくらい緊張していました。
会ってみると、とても温厚なご両親でした。料理とお酒を楽しみながら、僕にいろいろ質問してくるという感じです。
「お父さん、お母さんは何やってる人ですか?」「仕事はどういうことをしていますか?」とか、ありきたりな質問でした。
「結婚させてください」と切り出すタイミングが無くて、会食終了間際、お義母さんが気を遣ってその機会を設けてくれました。沈黙の中、ついに切り出す。するとお義父さんは、
「反対はしない。でも即答は出来ない。次にもう1度会ったらOKを出そう。」
という内定みたいなものを頂けました。
2週間後、妻の実家に再度ご挨拶に伺い、「娘をよろしくお願いします」と言われ、無事に結婚できました。
両親次第
結婚の挨拶が上手くいくかは、相手の両親次第です。ただし、フリーターだとか、金髪でチャラチャラしてるのは除きます。僕の場合は、妻の御両親が温厚だったので案外すんなり進みました。
地位とか身分とか、そういうのはあまり気にしない性格のようです。だから良かったのかな。
でも世の中には、僕のようにはすんなり進まない事があるんです。
聞いた周囲のケース
僕が実際に聞いた周囲のケース。
女医さんが結婚相手(職業はサラリーマン)を開業医の実家に連れていこうとしたところ、「うちの敷居はまたがせない」と言われたそうです。
ある女医さんの実家が開業医で、父親からは暗に「医師と結婚してくれ」とお願いされて、なかなか結婚できないでいたり。
4回ご挨拶に行っても、許しをもらえなかったケース、などなど。
相手の実家が医師・開業医だと、結婚の挨拶で苦労することがあるようです。結婚に身分や見栄を求める親、誠実さを求める親、年収を求める親など、様々です。
大事な娘さんをお嫁に出すのに、慎重になるのは何となく分かるような気がします。でも反対したところで、挨拶にまで行って結婚しようとしているカップルが、結婚を止めることなんてあるのかな。
無いですよね、普通。