「アフィリエイトで脱サラ、年収1億!」「ネオヒルズ族」。
アフィリエイトで大金を稼いで豪遊している人を、テレビで目にすることがあります。やってみようかと考える人も出てくるでしょう。
そんな人は最初に「マンガでわかるアフィリエイト」を読むのをお勧めします。
アフィリエイトは楽して儲けられるか?
はっきり言いますね。「No」です。
月に5000円も稼げない
現在日本のアフィリエイター人口は約400万人いると言われています。しかしその95%が月に5,000円も稼げていません。
私はいろんなアフィリエイターを知っていますが、そこそこのお金を稼いでいる方は相当な苦労をされています。最初は副業として始める人がほとんどでしょう。仕事から帰ってから、毎日2~3時間はパソコンに向かって作業。これを1年間ほぼ毎日続けても、ほとんどの人は月に数百円~数千円とか。実際そんなものです。
どうしてこれしか稼げないかというと、アフィリエイトは難しいから。
Googleの進化、広告慣れしているネット人口の増加、薬事法改正など様々な要因から、アフィリエイトで稼げるハードルは年々上がってきています。あと、始めたのに続けられない人が大多数であること。全然収入にならないのに毎日数時間かけるのは、ほとんどの人はバカバカしくなってきてモチベーションが下がります。
お金を稼ぐことは、どんなことであれ甘くはないのです。
それでも負けずに試行錯誤を繰り返して何年も続けた人が、食べていけるだけ稼ぐようになるのです。
情報商材にハマる図式
アフィリエイトを始めて数か月。全然稼げない人が引っかかる落とし穴が「この方法で●●円稼げました」と謳う情報商材。
どこでアドレスを知ったのか、私の迷惑メールフォルダにもザクザク来ますよ。こういうのね。↓
人間は理想を追い求めて、厳しい現実に直面すると悩みます。「どうすればいいのか」と悩んでいる時は、普段は怪しく見える情報商材が救世主のように見えてしまうことがあります。「もしかしたら、この方法を実践すれば稼げるようになるかもしれない」って。
でもこれ、大嘘、幻です。稼げなくて悩んでいる人を食い物にしているねずみ講式に似た虚業です。わかりやすい図式が以下。
私の好きなブログ「More Access More Fun」から画像から転載。(永江さん、ダメだったら外します)
この情報商材の罠にハマった人を見ると、スターウォーズでダークサイドに落ちたアナキンが頭に浮かぶのは私だけでしょうか。
悲しいことに、情報商材にハマってしまうと、どんどんお金をむしり取られます。そして自分も同じ商材を人に売りつけようとするんですね。世にいる「ネオヒルズ族」はこの大ボスみたいなもんです。ダメですよ、こうなっちゃ。
メディアもどうかしてます。彼らを「凄い稼いでいるやり手起業家」みたいに報道するのはいかがなものでしょう?お金をむしり取られる被害者が増えるだけです。
ビジネスとして真剣にやっている人達
本来のアフィリエイトは、こういう怪しい商売ではありません。アフィリエイトをビジネスとして真剣に取り組んでいる人達も沢山います。
「マンガでわかるアフィリエイト」の著者・あびるやすみつさんがその一人です。本の内容は「儲けられます」的な内容ではなく、「アフィリエイトの本来の姿」を教えてくれます。
この本を読めば、アフィリエイトで食べていけくらい稼ぐのは難しいということも分かると思います。今アフィリエイトで稼いでいる上位5%の人達は、アフィリエイトをビジネスとして考えて、真剣に地道に取り組んだ結果なのです。
この方達は、平たんな道のりを歩んで来たのではありません。そしてこれからも平坦な道のりではないのです。