※本コンテンツにはネタバレは含まれておりません。これから映画を観る方でも安心してお読みください。
はい、こんにちは。るろうに剣心・京都大火編を観て参りました。
邦画はアニメ作品以外面白く感じていないわたくしですが、るろうに剣心は面白いですねぇ。
邦画の場合「2時間TVドラマでやれよw」と思ってしまう映画が多いと感じているのですが、るろうに剣心は違います。ちゃんと”映画”になっています。
2部作ですので、9月13日から公開される「伝説の最後編」が今からめちゃめちゃ楽しみで仕方ない!
監督は岩手出身の大友啓史さん
るろうに剣心の監督である大友啓史は、岩手県出身なんですね。これほど面白い映画を作って頂いたことは、岩手に住む者として誇らしいです。
大友監督がこの作品にかけた思いをインタビューから抜粋。
「ハリウッドに負けたくない」「そのキャラになるように追い込んでいく」「CGに頼りたくない」
「アクション映画は格下に見られるけど、ムービーのルーツはアクションだと思うから」
「普通の役者がキャラクターを成立させるために本気でアクションに取り組んだら、どのくらいのことが起きるかやってみたかった。実際、この映画の撮影では何度も驚いた」
「コミックのキャラは実際には存在しないけど、それに甘えて作っちゃいけない。純粋にアクションエンターテイメントとして楽しみながら、剣心というヒーローを誕生させたいという純粋な思いで作った」
【引用】大友監督インタビュー
このインタビュー、映画を観た後に聞いたのですが、言葉通りの作品に仕上がっていると思います。最近のアニメ以外の邦画って、何やっても邦画止まりなんですよ。スケールといい演出といい、ハリウッド映画にはかなわない部分があるなぁと感じていて、私が邦画を見ない理由はそこだったんです。
ですが、るろうに剣心はハリウッドに負けていないと断言します。アクションも演技も演出も超真剣。それでいて日本らしさをハッキリ色濃く表現しています。
また、コミックを映画化するとどうしても「無理矢理実写化しちゃった感」が出るものですが、こういうのも全く無し。ほとんどが自然に感じられる演出でした。
ただ、前作に引き続き神谷薫役の武井咲だけはミスマッチだと感じますねぇ・・・。この映画で一人だけ浮いている。あんな弱々しくて丸っこい薫役は非常に違和感を感じました。もっと真っ直ぐで凜とした役を演じられる女優はいなかったのだろうか。
志々雄真実役・藤原竜也
るろうに剣心ファンであれば、誰もが気になっているだろう、志々雄真実の役作り出来栄え。大友監督も志々雄真実は映像化が難しいと悩んだそうです。
ですが、十分かっこよかったですよ。志々雄役は太くて通る声をイメージしてたんですが、藤原竜也さんの声でも全然いけました。むしろ有りだったと思います。彼のストイックさが今回の極悪役にピッタリはまってると感じました。
これだけ褒めるのは、私自身が藤原竜也さんのファンっていうのもあるかもしれません。↑のポスターもカッコイイ。
エンディングテーマがかっこよすぎ
カッコイイと言えば、この映画のエンディングテーマを歌っているONE OK ROCKのMighty Long Fall って曲がめちゃめちゃいい!
ってかこんなに良いバンドあったんですねー。最近さんさと仕事にばかり目が向いてて音楽から離れ気味でしたが、久々にしびれました。昨日から仕事しながらずっと流しています。
ということで、るろうに剣心 京都大火編は上映中、9月13日からは伝説の最期編も公開!
コミックをほとんど読んでいない自分でも、映画の1作目さえ見れば十分楽しめました。マンガも読みたくなりましたわ。ぜひ映画館で見ることをお勧めしまっせ!