2003年度以降小学4年生になった世代は、色覚異常の検査がされていないと知って驚きました。情報をシェアしておきます。
検査をやめた理由は、「検査が社会的な差別にもつながりかねず、異常があっても生活に支障がない人が多いこと」です。
色覚異常とは
色覚異常とは、色が正常な色に見えないことです。生まれつきの場合と、生まれた後に発症することもあります。
上記動画は色覚異常検査のものです。色覚異常の場合、通常とは別の数字が見えます。
各絵の解説に「Red-Green deficiencies should read the number ~ 」の数字が見えた場合は色覚異常です。
僕はほぼ100%色覚異常の数字が見えます。我ながら凄い。
就けない職業もある
色覚異常の場合、就けない職業もあります。
例えばパイロット、消防士、警察官、その他電気、印刷、広告関係も該当するケースがあります。
2003年度以降小学4年生になった世代で、就職前の健康診断で色覚異常が分かって内定取り消し・辞退になるケースが発生しています。
生活に支障はほとんど無いのですが、色覚は将来の進路に影響することです。国や自治体で検査が行われなくても、自主的に検査を受けた方が良いです。
色覚を補正するメガネもある
調べてて驚いたのが、色覚を補正するメガネやコンタクトレンズが開発されているそうです。
僕が子供の頃は諦めていた色覚異常が、今はメガネで補正出来ます。しかし色覚異常で色の見え方は千差万別です。自分に合った補正レンズを選ぶ必要があります。
色覚異常の実際の生活
僕は色覚異常(色弱)ということは先に書きました。実際の生活では全く支障はありません。信号や標識等の大事なシグナルになるものは、はっきりとした色合いで書かれているので問題はありません。
少しだけ気になるのが、服選びや、今やっているネット関係で画像を作る時です。自分が良いと思った色の組み合わせを選んでも、多くの健常者には僕とは違う色で見えることです。
これも生活に支障は無いのですが、広告業やデザイナーにとっては色に関しての会話に支障が出ます。
高校生くらいまでは自分が色弱であることを少し気にしていましたが、今では「これも個性」と思っています。
【幸呼来】目が見えるだけでも十分
色覚異常ですが、綺麗な青空、雄大な岩手山、清々しい森林、映画やインターネットを十分に楽しんでいます。
赤と緑の色の見え方は健常者に比べると少しずれているんだと思いますが、全然気になりません。今自分に見えている色で満足しているし、目が見えるだけで十分ありがたいことです。