善のうな重

暑~い夏が目前ですね。ウナギを食する日本のイベント”土用の丑の日”。今年2013年は7月22日と8月3日の2回あります。2回食べに行くなら、うな重のバリエーションを堪能してみてはいかがでしょうか?

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岩手県盛岡市 - うなぎ善 –

盛岡市うなぎ善看板

今回ご紹介するのは、岩手県盛岡でも有名な-うなぎ善-。

私のうなぎのイメージは、スーパーで売っている中国産うなぎです。独身時代は「安いから」と買い、レンジでチンしてから、噛み切りにくい皮を引きちぎって食べていたものです。山椒を倍くらいかけてましたね。

ちゃんとしたうなぎ屋さんで食べるのは久々。ドキドキしますねぇ。

善のお通しかつおのタタキ

お通しに出てきたのは鰹のタタキ。
みょうが、大葉、小口ネギ、しょうが、にんにくスライスがトッピングされています。舌触りが良く、臭みが無くサッパリ!丁度良い舌のウォーミングアップになります。

善の白焼重

特選白焼重(肝吸・お新香付)¥3,150円

では、いざ実食!!

んんんんんんんんんー!これは美味いっっ!!!
うなぎの新境地がここにある!!!

うなぎのふんわりした甘味と、わさび醤油が絶妙にマッチ!海苔が香ばしさを添えています。醤油無しで白焼きだけを食べてると、口に入れた瞬間、口の中に優しい甘みが広がります。こんなに美味しいうなぎの食べ方があったとは!

普通のうな重(スーパーのだけど)は今まで何度も食べていましたが、今回注文したのはうなぎの白焼き。白焼きというのは、1度蒸してからタレをかけずに焼いたものだそうです。お醤油にワサビと葱を入れて、白焼きにかけて食べます。

ワサビだけを味見してみましたが、これも美味!フワッと口に広がり、後味がスッキリしてクセになります。おろしたてのワサビはこうも違うんですね。

うなぎ善で使用しているうなぎの産地は、鹿児島や愛知など、時期によって違うそうです。

うな重のバリエーション

今回ご紹介した”白焼き”の他、うな重にはいくつかのバリエーションがあるようです。

江戸焼き

私たちが良く知る一般的なうなぎ重。白焼きにした後、1度蒸して脂を落としてから、タレを付けて焼き上げます。ふっくらした触感が楽しめます。

大阪地焼き

江戸焼きと違い、大阪地焼きは蒸さずに一度白焼きをした後、タレを付けて焼き上げます。外はパリッとして、中はジューシーな感じで楽しめるそうです。関西は地焼きが多いようです。

名古屋名物おひつまぶし

3種類の味を楽しめる特徴を持っています。
一膳目はうなぎ本来の味を。二膳目は薬味を加えて。三膳目はお茶漬けにして食べます。
参考リンク:蓬莱健ホームページ


今回お邪魔したうなぎ善では、全てのバリエーションを食べることが出来ます。
門外不出の限定古酒”てづくり七福神”等、あまり見かけない日本酒も置いています。

近年うなぎ価格の高騰で、老舗うなぎ屋さんが潰れているニュースを耳にします。現在だとスーパーのうなぎ1食分に+1,000円くらい足せば、こんなに美味しいうなぎが食べられることが分かりました。うなぎ屋さんを応援する意も込めて、定期的に通うことにしよう!

【幸呼来】チョイワヤッセ!

35歳にして、身近に感じていたうな重にバリエーションがあることを初めて知りました。身近なものには、知らないことがまだ沢山ありそうですね。

ブログを書くようになってから、”書く”ことを意識して生活するようになりました。日々の出来事やちょっとした事にもアンテナを張り巡らすようになると、生活がより楽しく感じられます。