中国野菜は危ない

やっぱり中国の野菜は危ないのかなぁ・・。

先日ある農学教授から「中国から輸入している野菜は、やはり長期的に食べていると危ないかもしれない」という話を聞きました。

なぜなら「中国の畑は異動しているから」だそうです。

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畑が異動する

現在の中国は経済上では資本主義ですが、政治上は未だに共産主義が根強いです。その為、農家が持つ畑は農民のものではありません。中国政府のものです。

そして中国政府が農家へ提供している畑は、5年くらい毎に別の畑に移るらしいんですね。いわゆる「畑の異動」です。

畑が異動するとどうなるか

中国の畑は化学肥料多い

日本の農家では、中国のような畑の異動はありません。土地は自分の物だから、先祖代々の畑や田を大切にするという風習があります。だから堆肥を撒いたりして、自分の田畑を大切にして野菜やお米を収穫しています。

しかし中国のように畑が異動させられてしまうと、「自分の田畑」という概念が無くなります。そして「5年で異動させられるなら、採れるだけ採ってしまおう」という考えになり、化学肥料や農薬を大量に使うようになるそうです。

さらに中国の化学肥料や農薬は、日本と違って成分も曖昧。農家のリテラシーは驚くほど低く、農薬の間違った使い方は当たり前、農薬被害の報道も無く、検査もしていません。しっかりした日本と違って適当なんですね。

中国では自分が食べる野菜は有機栽培

中国農家が食べる野菜は安全

さらに驚いたのは、大量生産する為に栽培した野菜は、中国農家は「危ないから」と言って食べていないのです。ほとんどの農家は、化学肥料と農薬を大量に使う畑と、自分で食べる畑を別に管理しているそうです。市場に並んでいる野菜も安心出来ないらしい。

実際中国に研究調査に行った人の話を聞くと、市場に並んでいる野菜を生で食べると100%腹を下すと言っています。おまけに水道水や農業用水よりも雨水の方がキレイらしいです。

やっぱり日本産を食べとこう

日本野菜は安全

異動した先の畑に曖昧な化学肥料や農薬をさらに大量に使うんですから、有害重金属がどんどん蓄積しているかもしれないそうです。共産主義で畑への考え方まで違ってくるんですね。

日本のスーパーに並ぶ加工食品を見ると、中国産以外のものを見つけるのが難しくなってきたと感じています。日本の平均給与も昔と比べると大分下がったので、安い食材を求める人も多いのでしょう。国産のものは高いですから、仕方ないっちゃ仕方ない。

人体への影響が無ければ良いんですけどね。でも私はやっぱり危ないと思うので、高くても極力国産のものだけ買って食べています。日本の農家は日本人が応援せねば。

安いからといって中国から輸入買いする量が多くなると、日本の農家は苦しくなるばかりです。農業は私たちの命を支えているのです。