そばっち
盛岡三大麺の1つとして有名なわんこそば

岩手県でわんこそばが有名なところは、盛岡だけでなく、実は花巻市にもあります。そこは宮沢賢治が通った老舗のそば屋です。
岩手県に飛行機で来ることがあったら、花巻でわんこそばを堪能してはいかがでしょう?空港から車で10分で行けます。

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大正12年創業の老舗 - やぶ屋 –

岩手県花巻市で有名なそば屋の”やぶ屋”をご紹介します。

 

やぶ屋の創業は大正12年6月10日です。
創業者の佐々木圭三は社交家タイプで,賢治ともウマが合ったのか,賢治が店に入ってくると,「あっ,賢さんが来た!」といって仕事もそこそこに,賢治のテーブルに行って四方山話に興じていたそうです。

やぶ屋のメニューの中でも,賢治の好物は天ぷらそばでした。また,サイダーも好物で,賢治が1杯飲みましょうかと誘うのは,お酒ではなくサイダーで,天ぷらそばとセットで注文するのが常でした。

引用:やぶ屋ホームページより

ほうほう、宮沢賢治が通っていたそば屋とは!これはぜひ行かねばならん!
ということで、いざ花巻へ!

【やぶ屋本店 外観】
やぶ屋外観
花巻市のやぶ屋本店に到着。2階建てになっていて、普通の来客では主に一階で食事をします。2階は豪華なお部屋がズラリ。接待用のお部屋だそうです。

入店すると満席で待ち客がいるほどでした!日曜日だからだと思いますが、やぶ屋は繁盛店のようです。わんこそばを食べるなら予約して行った方が良いです。

わんこそば七つの心得

席に座るとテーブルにわんこそば七つの心得が置いてあります。
「一、ジャンプすべからず」の項からは、これから起こるであろう、わんこそばと自分との壮絶な闘いが想像出来ます。

M氏わんこそば

ということでわんこそばスタンバイ状態。写真の人は一緒に参加したグルメ家のM氏。わんこそばでは、給仕さんがリズミカルに蕎麦をお碗に入れていくので、ツユが跳ねます。そのため紙製のエプロンは標準装備です。

この日は6人で参加しましたが、当然全員がベルトは全開でスタンバイです。予めベルトをゆるめておかないと、後で悶絶必死です。

準備は完璧!!わんこそば開始です!!!

わんこそば給仕

は、速いぃ!!!給仕さんの盛り付けスピードが尋常じゃないんです!!!カメラでは追いきれない超スピード。プロフェッショナルとはこういうことです。

わんこそば終了

わんこそば終了直後のテーブル。15分~20分でお碗のメガロポリスが出来上がります。メンバー全員が撃沈状態です。

前半戦は「結構余裕だな~」と思っていると、ある時点を境に猛烈に苦しくなります。沢山食べるコツは、いかにツユを飲まないかです。

やぶ屋の蕎麦湯

お腹が少し落ち着いた頃に、やぶ屋の蕎麦湯が出てきます。実はこの蕎麦湯が美味い!でも「蕎麦湯どころじゃない」って人の方が多いかもしれません。

わんこそば大食い証明書

60杯以上食べた人は、わんこそば大食い証明書がもらえます。私は65杯でした。グルメM氏は70杯で堂々の1位でした。ごちそうさまでした!

飛行機で岩手→やぶ屋堪能コースはいかが?

岩手に飛行機で来ることがあるなら、行き帰りどちらかでやぶ屋のわんこそばを体験してみてはいかがでしょうか?4~6人で来るとワイワイ楽しく美味しく食べられると思います。

わんこそば以外にも沢山のメニューがあります。宮沢賢治が好んで食べたという「天ぷらそばとサイダーのセット」で、大正の時を想像するのも味わい深そうですね。

(やぶ屋は花巻市のほか、盛岡市駅前フェザン店もあります)

【幸呼来】チョイワヤッセ!

俺が負けるかぁ!14年ぶりにわんこそばを食べましたが、その時は盛岡で食べて108杯。今回は65杯。歳を感じましたね。胃袋の性能は若いころよりも劣ったと思いますが、気持ちは若いころより負けていないつもりです。

80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんのように、何歳になっても”負けない精神”でバリバリ活動していきたいですね。