【出典】寄生獣公式サイト
※このエントリーにはネタバレが含まれております。ご注意願います。
話題の寄生獣実写版を観て参りました。
コミック読んだのは、私が大学生の頃です。「面白いストーリーだな」と思いながら何回か読みふけっていたの覚えていますが、まさか実写化するとは驚きです。
時代の進歩と流れを感じますわ。
寄生獣・実写版の感想
結論から言うと、イマイチ!観終わった後、「これはDVDでも良かったかな~」と思いました。
永遠のゼロと同じ監督の作品ということで期待していたのですが、コミックに忠実過ぎたかな?と思います。「忠実なら良いじゃん」と思われるかもしれませんが、実写版は忠実すぎると、コミックをそのまま動画にして観ているような感覚になるだけですので、それほど感動が無いのです。
流浪に剣心の実写版や、ストーリーにはコミックにそこそこ忠実にしておいて、残りはキャスト陣の気迫とアクションなどの魅せ方の要素を全面に出して、観ていて楽しめる実写版映画になったと思います。
ですが、寄生獣の場合は何から何までコミックに忠実すぎて、新鮮味を感じなかったんですよ。
さらに言えば、どうせ忠実にやるならシンイチ役をもっと忠実にして欲しかった。原作の雰囲気からかけ離れていると感じます。なのにセリフだけは同じ。母親が死んでからの演技は少し良くてきたと感じますが、何となくクサい!シンイチ役が寄生獣実写版の仕上がりを落としてしまってるかな?と感じました。
ミギーの声は阿部サダヲで、これはなかなかハマっていたと思います。ですが、CGがちょっと安っぽかっい感じがしました。CG技術は十分に進歩しているはずなで、もうちょっと頑張って欲しかった。
ん~~、期待していただけに、結構残念!おそらく、コミックが面白すぎたのでしょう。この世界観を実写化するのは難しいのでしょうね。
今回は2部作であり、次回は4月25日公開。どうにか挽回を願っています!
映画を観終わった後、どうしてもコミックを読みたくなったのでKindle版で全10巻大人買いしてしまいました。10年ぶりに読みましたが、やっぱり面白い!
このマンガ、いろいろ考えさせられるんですよ。グロイだけじゃないんです。