※このエントリーにはネタバレは含まれておりません。
クリストファー・ノーラン監督の最新作「インターステラー」を観て参りました。
映画アプリの「FilMarks」での評価は現在4.4と超高ポイント、ツイッターでも好評ツイートしか流れてこないので、どんだけ凄いのかと期待して行ってきました。
観た感想、「凄い映画」です。
今までにない映画
ストーリーは「地球が住めなくなりそうだから、移住できる星を探す」というもの。今まで世界滅亡系に家族愛とSFをミックスした作品は、アルマゲドンなどをスタートとして数多くの映画作品が生み出されてきたと思います。
で、それらの映画はストーリーと映像は違うのですが、どれも同じような結末と流れで話が進んでいたと感じるんですよねぇ・・。もう王道のストーリー展開が出来上がってて、この流れから脱却できない映画ばかりだなと。インターステラーも「凄い!」とは評価されていますが、結局は同じようなものじゃないだろうかと予想していました。
ですが、見事に予想を裏切ってくれました。今までの映画とはスケールの大きさが違い過ぎて、映画が見終わった後はボーっとしてしまいます。映画に引き込まれて、その世界に入り込んでいるかのような感覚になります。
ストーリがとにかく深い。人間の持つ想像力の大きさと、愛の持つ力の大きさを認識させられました。「こんな映画、人間が作れるんだな・・・」と思いながら観ておりました。
泣ける
インターステラーの感想で多いのが「泣いた」というもの。実際、私も2回泣きました。この作品では、愛は時間と空間を超えるというテーマでも描かれています。
愛は力の源。愛がある場合と無い場合での力の大きさは違うんですねぇ・・・。
初デートには不向きかと
余談ですが、テーマとストーリーが大きくて深すぎるので、初デートには向かないと思います。観終わった後は、「面白かった~~!!」というような爽快感はありません。お互いに映画に対するコメントに詰まる感じです。
初デートで行くのであれば、お互いにそれを覚悟で行くとそれはそれで面白いと思います。気持ち悪いシーンなどは出てきませんので、そこは安心して観てください。
グリーンスクリーンを一切使用していない
インターステラーでは、SF映画お決まりの「グリーンスクリーン」は一切使用せず、なるべく地球に実際あるものを利用して映画が作られているそうです。
映画に出てくる壮大な景観らは、ほとんどが実際地球上にあるものを利用して作っているとのことでした。これは監督の意向だそうですね。そのせいか、世界観がかなりリアルに感じます。わたしが映画の世界に引き込まれた利用の一つだと思います。
異次元の世界へ
インターステラーでは、私たちが想像もしたことがないような異次元の世界を体感することが出来ます。この映画では、重力の世界的権威の学者(キップ・ソーン)から協力を得て、実際の科学を盛り込んで映像化したものが随所に出てきます。
今までブラックホール・ワームホールを科学のデータから映像化したものは無かったので、そういう部分も見どころの一つだと思います。
あとは映画館で!
インターステラーについて自分が感じたことを書いてみました。この作品は、ぜひ映画館で観た方が良いと思います。あの世界観を感じたいから、もう1回行こうかな~と悩み中。
愛の力の大きさは偉大だ。