秋田から盛岡に引っ越して丸4年経ちました。
秋田には32年も住んでいたこともあり、「もう外に出たい」という思いが強くなって、結婚を機に盛岡を選んだのですが、結論から言えば
盛岡に引っ越してきて良かった
と思っている。
もう秋田には戻れません。
盛岡の”ここ”が良い
1.雪が少ない
まず盛岡で1番良い!と感じているのは雪の少なさ。
秋田に住んでいた時の冬は、ほとんど毎日雪かきをしなければならなかった。多い時は1日4回。雪かきをすることで人生得していると思ったことは1度も無い。
雪かき作業があることで1日1時間以上はロスをするし、屋根の雪下ろしをする日なんかは1日がかりだ。それも湿った雪質だから重いし疲労度が大きい。他のことへのやる気も損失。
それが盛岡に来てみたら、雪かきは1シーズン10回以下で済むし、乾いた雪質だから軽い!楽勝過ぎて鼻歌混じりである。
太平洋側は最高!
2.晴れが多い
これも太平洋側のメリットで、天気が晴れの日が多いことだ。
私は雨が大嫌いで、空はカラッと明るい方が気分も良いしやる気に満ちてくる体質らしい。盛岡は冬でも太陽が見られることは、秋田に住んでいた自分からすると最高の幸せだ。何せ、秋田の冬は太陽を見られるのは月に1回あるか無いかだ。この環境は、自殺率ナンバー1を招いている原因だと思っている。
以前、福島から秋田に引っ越してきた友人が「秋田の冬は映画マトリックスに出てくるマシンシティみたいです!」と言って身悶えていたが、まさにその通りである。
【出典】映画:マトリックスより、マシンシティの1シーン
↑これがマシンシティです。大げさじゃないぞ!秋田の冬は毎日こんな感じなのだ!もう秋田には住めません。ほんと無理。
3.さんさ踊りがある
盛岡には老若男女、世代を問わずに皆が1つになれる素晴らしい伝統文化、さんさ踊りがある。
自分も楽しめて、見る人も楽しめる。県外から人も呼び込めるから、地元の経済にも貢献できる。身体も鍛えられるから、肉体も若返る。人のつながりも太くなる。良いこと尽くめの伝統文化だ。
この文化に触れられたことは、自分の人生ではかなり大きな出来事だった。今では私もどっぷりハマっているし、これからもハマり続けると思う。
4.のんびりしている
盛岡って、のんびりしているんですよ。街並みも古い建物が残ってて文化的な空気が漂っています。木々も多くて、街並みも綺麗です。
春~秋は材木町で毎週土曜日に余市が開催されて、昼からビール片手にブラブラしてたりするんですよ。居酒屋やレストランが集う大通りでは、平日でもそこそこお客さんが入ってて、のんびり楽しみながら食事をしています。
秋田市に住んでいた時は、「早く早く!」って感じがあってセカセカしていましたね。秋田は盛岡と車で2時間しか離れていないのに、人も雰囲気も大きく違って感じます。
5.東京が近い
東京が近いと言っても、新幹線で2時間ちょいはかかるが、秋田に住んでたころは4時間もかかっていたことと比べると圧倒的に近い!
出張、セミナー、旅行、遊びには東京はどうしても必要な場所である。交通費も以前より安くなったし、移動時間のロスも減った。これだけでも人生の時間が有効に使えていると感じる。
6.オーケストラ文化がある
盛岡はオーケストラや室内楽の団体が結構あるんですよ。秋田に住んでた頃、オーケストラは1つしかありませんでした。だから新しいのを作った動機が生まれたことは感謝していますが、もっといろんな団体があっても良かったなと思っています。弦楽器奏者も少ない。
ですが盛岡は、岩手大学、岩手医科大学でオーケストラ部がある影響で、弦楽器奏者も多いんですよ。一発オケやろうと思えば人も集まりやすい環境です。演奏会も秋田より多いから、音楽を演奏して触れる機会にはずっと恵まれています。
まとめ:環境が大事だわ!
盛岡に引っ越してきて「良かった」と感じていることを思いつくまま挙げてみましたが、環境のことばっかり!
住んでて「良い」とか「楽しい」って感じるのは、モノじゃなくて「環境」なんですね。これからも盛岡にお世話になりますが、いつかはまた違った環境の場所で新しい生活を作ってみたいと思っています。
奈良・京都、九州、沖縄に興味あります。大雪が降る地方は絶対イヤです。