自分の選択

最近よく思っていることがあって、「今の自分はすべて自分で選択した結果だ」ということ。

これに気付いたのは退職届けを出してサラリーマンを辞める決意をした時からです。

今までは「上層部はどうせ変わらない、会社の体制は変わらない」「給料はろく上がらない」「いつかまた転勤を言い渡されるんだろうな。今後の生活はどうなるんだろう」という受け身的な考えでした。でもこの状況に自分がいるのは、自分が選択した結果だったんですよ。

だって、どうしても不満なら辞めればいいじゃないですか。他の職を探してもいいじゃないですか。転勤が嫌なら地元にいれる職を探せばいいじゃないですか。

でもそこで決まって出てくる言い訳が「なかなか職が無い」「そう簡単に辞められない」って言い訳なんですね。で、このように考えるのは自分だし、その考えに沿って行動しているのも実は自分なんですよ。

誰かが「そうしろ」と言っているわけではなく、全て自分で選択しているんですよね。そしてそのことに本人が気づいていない。

自分に力も勇気も無くて状況が変えられないのを「上のせい」「世の中のせい」「政治のせい」と、誰かのせいにして言い訳していたんですよ。そして、不満を抱え愚痴を言って我慢しながら生きることを選択していたのは、他ならない「自分」だったんです。

「できない」も自分が選択した結果

あと、「できない」も自分が選択した結果だと思います。

例えば「勉強ができない」「商売ができない」とか。才能も少しは関係しているかもしれませんが、「できない」と諦めたのも自分の選択。もし選択の場面で「できる」を選ぶ続けていたら出来たかもしれませんよね。

ちなみに「できない」と「やらない」「これ以上はやらない」は別ですよ。ここの選択の区別はハッキリしておきたいところです。

今後は「今の自分は全て自分で選択し続けた結果だ」、と意識しながら生きていきたいものです。私はこれをついつい忘れてしまって、何かのせいにしてしまう癖があるんですよ。

何かのせいにして言い訳して大した行動しないって、だいの大人がすることじゃなかったなぁ。今までの自分を反省。