先日、永江さんのブログ「日本の若者は人生に絶望していて自信もやる気もなく将来も真っ暗。政治家、路上チューしてる場合じゃない」というエントリーで、「日本の若者は他の国に比べるとすべてにおいて絶望率が高いのでは?」と書かれていました。
どういうことかと言うと、平成25年度 我が国と諸外国の若者の意識に関する調査で、各国の若者20代1000人にアンケート調査をした結果、日本だけが突出して未来に希望を見出していない実態が明らかになっている。
まず自分に満足していないことから始まり、
自分の長所が分かっていない。日本は「個性を大切に」とか言いながらそれを「悪」として叩く風習があるからね。こんなんじゃぁ自信を持って「これが長所です」と言えるわけがない。
悲しみに枕を濡らし、
ナンバー1の無気力。
チャレンジ精神も無く、
決断力もダントツに無い。
相手に自分の意見をはっきり言えない。
根暗が多く、
優しくもない。心に闇を抱え過ぎでしょ。
忍耐力も無し、
正義感も圧倒的に欠け、
慈悲の心も欠けまくり。普段のやさしさは表面上だけか?・・自分もそうなんですけど。
【過去記事】当て逃げを目撃したらどうする?
自分は頭が良いと思っていない・・・長所が分からなきゃ自信のつけようも無いよね。
容姿も自信なさすぎ。
どうなってるんですかこれはw
日本の若者どうなってんのよ?と思ってしまいましたが、こうなった原因を突き詰めていけば、若者の上の世代の大人たちが原因でしょ。
挑戦しようとすれば非難する、目立った人は非難する。「個性が大事」と言いながら皆と同じレールに乗ることが人生の正解とされている。「仕事に行きたくない」と言ってる親の姿を見て育つ子は将来に希望を見いだせるわけもない。生涯受取額数千万円の赤字が分かっている年金制度にお金を払い、お金も無い。
個性を消され、年寄りが良い目をみて若者にしわ寄せがいくのが日本の構図。こんな状態じゃぁ、若者が自信を無くして将来に希望も夢も持てないのは当たり前ですよ。
これから先の日本を背負っていく20代がこれじゃぁ、もうどうにもならんのでは・・と思ってしまいましたわ。これを改善するには、大人たちが表面上だけでなく、心から楽しいと感じるように生きる努力をするべきなんじゃないのかなぁ。自分が楽しく生きていない人が多いから、嫉妬や非難が多くなって個性を潰されるのでは?
・・といろいろ考えたりしましたが、もしかしたら日本の国民性が元々こういうものなのかもしれないとも思ったり。終戦後にマッカーサーが6・3・3義務教育制度にして飛び級を禁止した目的は、国民の学力向上という名目の裏で”飛びぬけて優秀な人間を排出しないため”のものだったという説もあるらしい。
今の若者の絶望度が高いのは今に始まったことじゃなく、終戦後に築かれた社会システムそのものが悪かったのかもしれません。