2015年盛岡市長選挙

盛岡市では8年ぶりの市長選で、谷藤裕明氏と内舘茂氏の一騎打ちとなるわけですが、前回の市長選挙投票率って

たったの30.94%だったのね・・・。

【参考】市長選と市議選の投票呼びかけ

これって投票率が良いはずの50代以降の人も選挙権を放棄してるでしょう。
よほど魅力のない人ばかりが立候補してるのと、住んでる地元に無関心な現状が浮き彫りになっていますねえ。

ご存知かと思いますが、選挙は基本的に口が達者でお金を持ってる人が勝つ仕組みになっています。
なぜなら、投票率が大きい世代にウケが良い公約や努力目標を掲げて選挙活動をするからです。

で、実際に当選して議員や長になると、ほとんど何も発言も趣意書も提出しないお偉いさん方がたくさんいらっしゃいます。
この資料を見よ!!

【リンク】46期衆議院議員活動統計

岩手の小沢さんを例に挙げると、発言数・委員会出席数などすべてゼロ。
普段議員が何をしているのか一般市民にはよく分かりませんが、こういうデータベースがあると分かりやすい。
いや、本当は何かやってるのかもしれないけど。

とはいえ、自分の住んでるところの政治にちょっとでも目を向けて、どんなことが問題で誰が何をしようとしているのかくらいは把握した方が、未来はいまよりもちょっぴり明るくなると思います。

「誰かがどーにかしてくれるさ」って考え方じゃ、無能な政治家にいいように扱われるのが落ちでっせ!

香港の若者の選挙意識はめちゃめちゃ高い

ちなみに、香港の若者の選挙意識は日本と比べてずば抜けて高いです。

日本では20歳になると自動的に与えられる選挙権ですが、香港だと自分で役所に行って登録しないと選挙権が与えられません。

だから「選挙権は自分で得るもの」という意識が高く、投票率も8割近くで日本より遥かに高い。

香港から日本の若者へ向けて、こんな動画が制作されていました。
日本にとって大事な内容になってますので、できるだけスルーせずに見てください。

【民主主義を求め闘う香港から日本の若者へ向けてのメッセージ】

これ見たら日本人として恥ずかしくなったわ!
加えて盛岡市民としてもっと恥ずかしくなったわ!!

とわたしは思ったんですが、皆様どのように感じられたでしょうか。

なぜこんな動画が制作されたのか。
それは、2017年の香港政府行政長官を選ぶ選挙で、出馬する候補者を中国の常務委員会が指名した人に絞るという、強引なやり方にしちゃったんです。

こうなると中国政府に都合の良い候補者だけが出馬することになるので、民主主義が成立しない状況です。
香港の若者が立ち上がって3か月間にわたるデモを行っていたのは、これが原因です。

「香港に比べると、日本はしっかりと民主主義が反映される仕組みになっているんだから、選挙に行って政治に参加しようよ」と、今回の動画を制作したわけです。
香港の若者は素晴らしい。

比べて日本は・・・そして盛岡は・・・(涙)

「誰がどんな政策考えてるか分からん」という人は、数日前にポストに入ってる選挙公報を見ましょう。
それ見るだけで「この人は良さそう」「この人は特に考えてない」「誰かに丸投げしてるな」ってことが大体分かりますから。

ということでわたし、今から期日前投票に行って参ります。