朝の東洋経済オンラインを見て度肝を抜かれました。

アマゾンの動画配信は、掟破りの「実質無料」

アマゾンは9月、年会費3900円のプライム会員向けに超ド級の新サービスを追加する。その名は「プライム・ビデオ」。米国では2011年2月に開始したサービスで、その後、イギリス、ドイツ、オーストリアとへ展開。5番目のサービスインとなる国が日本だ。

つまり、アマゾンのプライム会員(月額3900円)になっていると、従来のお急ぎ便送料無料サービスに加えて、映画の無料見放題サービスも加わるというもの。

しかもPC,iPhone,Androidで見られるから、ちょっとした空き時間にスマホで映画やテレビドラマシリーズものを見ることが出来るようになる。

これは凄い・・・っていうか、競合会社の減益減収は必至ですね。

時を同じくして競合のネットフリックスが2015年9月2日から「黒船がやってくる」とちょっと前に騒がれていましたが、こちらは月額600円~1450円と有料だから、いきなり出鼻を挫かれるようなもんですな(ご愁傷様です)。

日本ですでに同じような映画・TVコンテンツ配信サービスを行っているのは、Hulu(月額933円)、dTV(月額500円)。
これもすでに解約者が続々と増えている様子でございます。

プライムビデオで見られるコンテンツ

アメリカでは既にサービスとして組み込まれているので、どんなタイトルが見られるか調べて見ました。

プライムビデオのタイトル【米アマゾンのプライムビデオタイトルトップ】

う~ん。
有名どころをポイント絞って無料にしておりますが、新作なんかだとちょいちょい「5ドル」などの表示が出てきます。
dTVやHuluなんかの同業他社サービスも同じなんですが、見放題コンテンツと追加料金で見られるコンテンツがちゃんと分けられているんですよ。

「これ見たかったんだ!」と思いきや「なんだ、有料かよwww」ということが多々ございます。
ですので、どこまでオリジナルのコンテンツを増やせるかが勝負になってくるように思います。
実際dTVなんかだと、dTVでしか見ることができないショートムービーやアニメも充実させています。(その代わり見られる映画は大したことが無い)

今現在やこれからAmazonでたくさん買い物をする人にとっては、Amazonプライムに加入すると当日配送が無料になる上に映画もいろいろ見られるのはメリットが大きくなりますね。
Amazonさんもこれからオリジナルコンテンツを増やしていく路線を取るとのことなので、プライム会員にご興味ある方はAmazonさんのサイトでご覧ください。

【リンク】Amazonのプライム会員登録方法

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今回のニュース、既存でAmazonのプライム会員になっている人には嬉しいお知らせですが、定額動画配信サービスって「見たいものが見たい」と思って加入しても、追加料金がかかることが多いんですよね。
なので、結局は今後もゲオやツタヤさんのお世話になる事はそれほど減らないでしょう。

ちなみにゲオの宅配サービス、めちゃめちゃ便利過ぎるので、店舗に出向くことが無くなりました。
ツタヤオンラインは試したけど、2本借りてそれを返さないと次が送られて来ないのが不便で、今はもっぱらゲオの宅配サービスを利用しております。

【過去記事】ゲオの宅配レンタルの利用料・使い方・コースを分かりやすくまとめてみた


【参考サイト】
アマゾンの動画配信は、掟破りの「実質無料」