盛岡さんさ踊り清流初心者練習会photo by Hiro August 4, 2011 on flicker

私が「盛岡さんさ踊りやりたい」と思った原点の盛岡さんさ踊り清流の初心者練習会に参加してみました。

その状況とか感じたことを書いておきます。
これから盛岡さんさ踊りをする人の参考にどうぞ。

最初は参加するかちょっと悩んだ

最初は清流に参加するかちょっと悩みました。

なぜなら初心者練習が終われば練習は週に2回あるし、ずっとお世話になっているさんさ好みの練習と合わせると、春から12月までは合計で週に3~4回になってしまう。

仕事は割と自由とはいえ「こんなに増やして大丈夫かよ?」と思ったし、清流は撥の持つ位置も普通の盛岡さんさとは違うので、「両立できるかなぁ」と気になりました。

ですが、「気になっているなら、やっちゃえ」という結論です。
やってから考えることにしました。

私が盛岡さんさ踊りを始めた原点だったしね。
このまま1団体に集中して活動していく事も考えたのですが、原点になっているものはやっぱりずっと気になってました。

妻も「私も踊りをやってみたい」と言うので、思い切って参加してみることにしました。

組織として教える体制もしっかりしている

前々から「清流ではしっかり教えてくれる」とは聞いていましたが、本当に聞いていた通りでした。

練習会には清流のメンバーの方が複数名参加して、太鼓の大きい譜面を用意して黒板に貼ってみんなで叩くところから始めます。
叩く様子をメンバーの方がチェックして、「こうした方が良いよ」とその場で細かく教えてくれます。

踊りは「ここを意識して踊る、こういう部分に注意」と基本的な動作や気を付けるポイントをしっかり叩き込んでくれるらしい(妻談)。

「初心者練習会」を設けている部分から考えても、これから盛岡さんさ踊りを始める人達への入り口をしっかりしていますよね。

ルールも教えられる

また「組織としてしっかりしてるなぁ」と感じたのは、最初に代表の挨拶があったこと。

「清流では挨拶をしっかり統一しています。”お疲れ様です・こんばんは”ではなく、”おはようございます”で統一しています。”おはようございます”は挨拶の中で唯一の敬語だからです」

このルールを設けて代表の方が新規参加者に教えるのはかなり大事だし良いことだなぁ。
こういうのが無いと、団内でどう声掛けしていいか分からないし、その後のコミュニケーションも取りづらいからね。

その後、「13の踊りを継承していて、諦めないでしっかり練習していれば夏のパレードには出られるようになります」など、事前説明もしっかりありました。

盛岡さんさ踊りをこれから始める人も、経験者だけど新しく参加する人でも、こういう導入部分が無いとず~っとどうして良いか分からないんですよ。
ある程度のルールを事前に教えてもらわないと、「これでいいのかなぁ、これで大丈夫なんだろうか」という思いはずっと払拭されません。

その点、清流は組織としてしっかりとこういう体制が築けているって素晴らしい。
妻も「体制がしっかりしていて良かったし楽しかった」と安心して参加出来ていた様子でした。

太鼓は初心者から始めると結構難しいと思う

これは私が個人的に感じている点です。
大人で太鼓が全く叩けない初心者の状態から始めるのは、結構難しいなぁと思いました。

普通の盛岡さんさ踊りパレードだと2~4番をちょっと叩けるくらいでも団によっては参加できますが、清流だと動きを皆としっかり揃えられるまで練習する必要があるし、テンポも速いしこれに撥返しが入って動きが難しい。さらに、踊りは13種類あります。

去年から始めた太鼓初心者で大人の男性は「パレード前はずっと週3回練習してました。」と言っていました。
確かにこれくらい練習しないと、1年後のパレードまでに13の踊りと太鼓は覚えられないかもしれません。

ですが、教える体制がしっかりしているそうですので、「清流の太鼓を叩きたい」という思いを持って練習に参加し続ければ大丈夫かと思います。

なにはともあれ、要・根性&継続力ですね。

盛岡さんさ踊り清流会初心者練習会

ちなみに↑はヤフー知恵袋に質問した私の2012年の投稿。
2012年の東北六魂祭で盛岡さんさ踊りを見て火が付いてから、まだ3年ちょっとしか経ってなかったんですねぇ。
この当時は今のような生活状況になることは全く予想していませんでした。(サラリーマン辞めたこととか)
3年も本気でやれば、いろいろと変わるものです。

今は新しい環境に触れることができて、結構ワクワクしています。
「初心忘るべからず」で活動していこうと思います。