そろそろインフルエンザシーズンの到来で、インフルエンザワクチン摂取をしようとしている方も多いと思いますが、今年は心の準備が必要です。
なぜなら、
今年のインフルエンザワクチン注射はめちゃめちゃ痛い!
さて、それはなぜか?
今年からワクチンの投与量が2倍になった
なぜ今年のインフルエンザワクチンが痛くなったか。
それは、ワクチンの投与量が今までの2倍量になったからなんです。
今までインフルエンザワクチンは、「今年はこの型(タイプ)のインフルエンザが流行するだろう」とヤマをかけて2~3種類の型のワクチンを作って、それを混合したものを投与していたのです。
その年にどんなタイプのインフルエンザが流行するかは分からないので、インフルエンザワクチン自体ギャンブルなんですね。
予測が当たればワクチンが効くし、大きく外れればワクチンが全然効かないということになります。
ちょっと前に「インフルエンザワクチンは効果無い」と世間でニュースになりましたが、これはどのタイプのインフルエンザが流行するか正確に予測する技術が現代では無いので、仕方ないことなのです。
例えば、今年のインフルエンザが流行してる頃には既に来年のインフルエンザのタイプを予想して製造にとりかかっています。
ですがマスコミの報道の仕方がまずくて、一部の人間は単純に「インフルエンザワクチンは効果無いんだ」と単純に思い込んでしまう人が出てしまいました。
そのためワクチンの効果を高める為に、今年から4タイプのワクチンを混合するようにしたそうです。だから投与量も単純に今までの2倍量になりました。
注射は量が増えるほど痛みが増すので、痛さも2倍になった、ということです。
インフルエンザワクチンを注射していれば、かかっても軽症で済む?
「インフルエンザワクチンを注射していれば、かかっても軽症で済みます」と一般的に言われていますが、これはほとんど正解。
感染したインフルエンザウイルスが、注射したワクチンのタイプに近いほど軽症で済みます。
ですが、まったくタイプが違うインフルエンザが流行してしまった場合は、ワクチンの効果はほとんどありません。
何はともあれ、インフルエンザにかからないようにするためには、秋~春にかけては毎日のうがい手洗いと、なるべく体を温かく保つなどの免疫力向上の習慣が大事です。