先日、元喫煙者さんからこんなツイートが回ってきました。
たばこをやめて、間もなく17ヶ月。吸ったつもりで、たばこ銭を毎日ちゃりちゃり貯めるうちに、500円玉がこんなに。お金がたまって肺がきれいになって。いま痛感しています。たばこをやめて良かった。増税の春。愛煙家の皆様、禁煙に挑みませんか。 pic.twitter.com/2pj4qm5V2Y
— 抜井規泰 (@nezumi32) 2014, 3月 31
まばゆい500円玉の光!!
この方、仮に1日1箱吸ってたとすれば、この入れ物の中に17カ月で255,000円分は貯まっていることになる。
255,000円、これだけあったら、アジア圏内なら家族で海外旅行に行けなくもない。
まさに塵も積もれば山である。
タバコ=ローンに見立てると生涯でいくらお金がかかるか
喫煙者は好きでタバコを吸っているんだと思うが、別の見方をすれば「タバコローン」を抱えているとも言い替えることが出来る。
このローン、果たしていくらかかるのかちょっと計算してみよう。
もしタバコを1日1箱、20歳~70歳まで吸い続けた場合は・・・900万円。
いや、2017年からは1本あたり3円値上げで、その後ももっと値上げになれば生涯のタバコローンだけで1000万円超す。
で、純粋にタバコのお金だけで済めば良いんだが、これにタバコを吸う人はこれに缶コーヒー買ったり、付き合いや医療費かかりますからね。
東洋経済さんの記事だと「タバコに付帯する飲食費・交際費・医療費で生涯700万円くらいかかる」と書いている。
つまり、タバコローンには他の付帯費用(スマホで言うオプション)が付いてくるので、合計で1600万円くらいかかる。
夫婦で吸ってたら3000万円いってしまいます。
タバコを吸っていてこれだけのお金を使っているのであれば、禁煙してその分のお金を貯めれば、ちょっと頑張れば家が買える。
世界一周できる。
新車が買える。
子供の教育費に使える。
家族で半年に1回ちょっと贅沢な旅行に行ける
etc・・。
タバコを吸いたい=依存症ではなくて洗脳という考え方
1日5箱吸ってた超ヘヴィースモーカーのアレン・カーさんの禁煙本が面白い。
この方、タバコを吸いたいと思うのは洗脳されていると考えていて、「考え方を新しくプログラミングし直せばタバコは簡単に辞められるよ」と気付いたそうです。
・食後の一服が最高に美味
⇒普通の人はそんなものがなくても幸せ。
それがなければ美味しいと感じられないあなたは不幸。・ニコチン依存の離脱症状は辛くない
⇒ニコチン依存は実は大したことが無い。
睡眠中に吸いたいと目が覚めたことがありますか?・煙草はストレスに良い
⇒ムカついているときに吸う煙草が美味しかったためしはありますか?
むしろ、煙草による欠乏感で余計にストレスのタネを作っているんですよ。
分かる!
私も22歳くらいまでは1日1箱吸ってましたからね。
「美味しい・・・気がするから・・吸う」
「いつものメンバーが吸うから自分も何となく・・吸う」
「落ち着く気がするから・・吸う」「口が寂しいから・・吸う」
こんな感覚で、惰性で吸ってました。
ある時で「タバコって人生で超無駄じゃないか?」と思ってスッパリ禁煙しましたが、最初は他の人が吸ってるのを見るとムラムラ来るものがあったww
いつの間にか自然にそんなムラムラも感じなくなりましたが、今はタバコが無くても食後は幸せだし、ストレスもそんなに無いし、グッスリ眠れてます。
さらにウチの妻は「あなたがタバコを吸ってたら、第一印象で付き合ってなかたっと思うwww」と言っておりました。
今はタバコを吸いたい人の気持ちも分かるし、嫌いな人の気持ちも分かるつもりですが、ま~~~~、自分の人生には必要無いな。それよりだったら他のことにお金をかけたい。