「足でキーボード操作したくてUSBフットペダルスイッチを買ってみた」で紹介した商品に大分助けられています。
私、若かりし頃に無茶なことをやって両手人差し指に故障を抱えているんですが、そのせいか長時間マウスを操作してると親指の付け根が痛むんですよ。
悪化するとクリック動作で痛みが出るし、その痛みを引きずったままキーボードを打つとこれも痛む、私生活のいろんな動作でも痛むという3重苦(涙)
「よく使うキーボードのキー操作や、マウスのクリックが足でできたらなぁ」と思い、探して購入したルートアールさんの3連フットペダルは良い買い物でした。
ボタンの割り当ては、右から順に「エンターキー」「ページダウンキー」「マウス左クリック」にしています。
PCで一番多く使うマウス操作は「左クリック」だから、この動作を足で出来るようになったおかげで、マウスはポインターを動かす役割だけのものになりました。
慣れるまで1週間くらいかかりましたが、今では指と同じようにポチポチ足でクリックしております。
親指の負担も大幅に減ったので、故障もだいぶ回復してきて助かっております。
足のダブルクリックはちょっと難しいので設定をしなおすと良い
フォルダを開く時のダブルクリック作業をフットペダルで行うのは結構難しいので、マウスノプロパティで”ダブルクリックの速度”を遅くしてあげると良いです。
一番遅くすると、1秒空けてクリックしてもダブルクリックとして認識されます。
この設定はお好みでどうぞ。
反復動作をやりすぎて動かさないでいると筋や筋膜が癒着して痛みを引き起こす
木津直昭先生の著書「パソコン、スマホで筋肉が癒着する!」に書いているんですが、人間の体って元々同じ姿勢で単調な動作を繰り返すようには出来ていないんですよ。
それをパソコンやマウスで仕事をするようになってから、いろんな痛みや故障を訴える人が増えていますよね。
整形外科に行ってレントゲンを撮っても「原因がよく分かりませんねぇ」で、湿布と痛み止めなどの対症療法をされるだけで、根本的な治療をしてくれないのが現状です。
なぜならこの手の痛みの原因は、筋・筋膜が癒着しているからだそうです。
以下、木津先生の書籍から引用します。
癒着は、次のメカニズムで起きます。
肩を例にとると、動かさない方に筋・筋膜癒着が重なる → 関節の可動域が狭まる → 関節に付着する筋肉が完全に伸縮しなくなり固くなる → 組織間の摩擦が増える → 微細裂傷が起こる →筋・筋膜癒着がさらに増える、という風に、悪循環の一途を辿ります。数日前の癒着であれば簡単なストレッチで取り除くことができるかもしれませんが、何主観、何か月、何年、何十年にわたって積み重ねられた筋・筋膜の癒着は適切な治療を受けない限り、自然にはとれないのです。
これが何年、何十年の頑固な凝りや痛みの原因です。
不自然な動作や姿勢で長時間仕事をしている人は、普段から欠かさずに体をよく動かして、毎日ストレッチをする事が必要ですね。
サラリーマン+副業時代は、火を噴きそうなくらい忙しくてストレッチする時間も削る日が多くなりましたが、4年続けたらさすがにあちこち変になってきました。
退職してからは仕事をした分きっちりケアをしているので、大分マシになりました。
特にマウスやキーボード操作で手が痛む方は、指のストレッチを毎日すると、かなり変わりますよ。
私は2時間に1回ストレッチするようにしています。
”良い仕事と良い生活は健康があって成り立つ”です。
ストレッチについては、私は自力整体をやってます。
どうしたって最終的にはこの自力整体に行き着いてしまいます。
マウスやキーボードで手が痛い人には、前半部の「手首のストレッチ」あたりがかなり有効ですよ。