「古くなってきたスマホ、そろそろ買い替えたいなぁ。でも選び方が分からない。どの機種が良いのか分からない」
というお母さん達やスマホ初心者さんの為に、失敗しないスマホの買い替え方と選び方を教えるよ。
ちなみに私はのスマホ買い替え歴は8台で、仕事の都合でiPhone、Android含め4台を所有しています。
1.選ぶのはiPhoneかAndroidか?
まず最初に、「iPhoneとAndroidどっちを選ぶか?」を考えましょう。
「どっちがどう違うのかよく分からない」という人は、「2016年版iPhoneとAndroidの違いと比較」を読んでください。
「オサイフケータイ、ワンセグTV、防水・防塵は絶対必要」という人はAndroidを選ぶ必要がありますが、これにこだわっていない人は、今の段階ではiPhone、Androidどちらでも良いです。
2.絶対必要なアプリはあるか?
次に「このアプリは絶対使いたい」「今使っているこのアプリは生活に欠かせない」というアプリがあれば、iPhoneとAndroidどちらで使えるのか事前に調べましょう。
例えば、モバイルSuicaアプリはAndroid専用アプリでiPhoneでは使えません。facebookやLINEなどの有名なSNSアプリはiPhone、Android両方で用意されています。
この段階でも「絶対必要なアプリは無い」という人は、iPhone、Androidどちらでも大丈夫です。
好きな方を選びましょう。
「iPhoneにしたい」と思った人
それでは「iPhoneを使ってみたい」と思った人から。
今販売されている機種のiPhone5s、iPhone6、iPhone6Plus、iPhone6s、iPhone6sPlusの5機種から選ぶことになります。
「なるべく新しい機種の方が良い」と思われるかもしれませんが、2年前に発売されたiPhone5sは今でも十分快適に使えますし、手に収まりやすいコンパクトさで人気の機種です。
ちょっと大きめのディスプレイが良い人はiPhone6以降を選ぼう
ちょっと大きめのディスプレイが好みの人は、iPhone6以降の選択になります。
iPhone6とiPhone6sの違いは3Dタッチの有無と処理速度の違いです。
ネット閲覧とLINEやFacebook・カメラ撮影する用途であれば、iPhone6でも十分です。3Dタッチは忘れ去られる勢いで不要な機能と化してます。
なるべく安く買いたいならiPhone6、予算は気にしない人であればiPhone6sがお勧めです。
さらに大きいディスプレイが好みならiPhone6Plus、6sPlus
もっと大きいディスプレイが好みなら、iPhone6PlusかiPhone6sPlusです。
しかし、よく考えずにこの大きいディスプレイサイズのiPhoneを買った人の多くが「大きくて使いにくい」「指が届かない」「重過ぎる」と後で後悔しています。
明確な目的が無い限り、大きいディスプレイの「Plus」シリーズは選ばない方が良いです。
16GB~128GBサイズのどれを選ぶか?
iPhoneではSDカードが使えない為、写真や動画を沢山撮りたい場合は最初から大きいメモリ容量の機種を選ぶ必要があります。
16GBだと写真だけでもすぐに容量が一杯になってしまうので、最低でも32GB以上、できれば64GB~128GBのものを選んだ方があとで後悔しません。
好みの色を決める
最後に好みの色を決めればスマホ選びは終了です。
機種にもよりますが、シルバー、ブラック、ゴールド、ローズピンクの4色があります。
なんだかんだでゴールドとローズピンクが人気です。
綺麗に使っていれば、いざ売りに出す時にちょっと高く売れやすくなります。
Androidにしたいと思った人
それではここからは「Androidにしよう」と思った人。
Androidは機種も多いので、どう選ぶべきか分からない人が多いようですね。
私の今までの経験から得た、「後悔しない選び方」をご紹介します。
1.値段よりもまず仕様をチェックするべし
格安SIM、格安スマホの登場で、2万円台のスマートフォンが登場しはじめました。
安くてもそれなりに使えるのですが、中には「動作がカクカクする」といったものもあり、よく知らずに買ってしまうと後悔します。
ですので、Androidを購入するなら、最低限以下の仕様を満たしているものを選びましょう。
- Androidバージョン・・・・4.4以上
- メモリ・・・2GB以上
- CPU・・・クアッドコア以上(デュアルコアは×、オクタコアは〇)
上記3つの仕様を満たしていないAndroid機種を購入してしまうと、ネットを見ている時に動きがカクカクしたり、アプリの立ち上がりが遅かったり、カメラシャッターが遅かったりなどの影響が出ます。
カメラの性能を気にされる人も多いですが、上記3つの仕様を満たしているスマホであればどこも大差はありません。
画像をA3サイズまで拡大して使用するような用途が無いのであれば、画素数は800万画素もあれば十分です。
2.予算を決める
次に予算を決めます。
Androidは新品だと2万円台から9万円台のものまで、沢山の機種があります。
ほとんどの人が4万円~7万円の予算に集中しています。
3.ディスプレイの大きさ、重さをチェック
次に注目するべきは、ディスプレイの大きさ、重さです。
ディスプレイサイズが5インチ以上になると、女性の手のサイズでは親指が画面の端に届かなかったりと使いにくくなります。
ですので、私のお勧めディスプレイサイズは4.5インチ前後です。私は以前に5.2インチのものを使っていましたが、男性の私でも大きくて使いにくくストレスになりました。
また重さについては、150gを超えるようなスマホだと、長時間の利用で「スマホ肘」「スマホ症候群」など手首や肘に痺れや痛みが出る可能性が高くなります。
スマートフォンは軽いほど扱いやすいので、なるべく快適に使いたいと思うのであれば、120g~130g台のスマートフォンがお勧めです。
私がメインで使用しているのはXperiaZ3Compact
私がメインで使用しているがSONYのXperiaZ3Compactです。
大きすぎず小さすぎず、軽くて動作も軽快で使いやすくてお気に入りです。
【参考】XperiaZ3Compactが快適過ぎ!使用感レビューするよ
現在は後継機種としてXperiaZ5Compactが発売されていますね。
4.バッテリー容量
次にバッテリー容量。
ディスプレイサイズが4.6インチほどであればバッテリー容量の理想は2100mAh以上、5インチ以上なら2500mAh以上がお勧めです。
もちろん多ければ多いほどバッテリーの持ちは良くなりますが、値段も高くなってしまいます。
予算の関係でバッテリー容量が少な目の機種にせざるを得ない場合は、モバイルバッテリーを持ち歩けば大丈夫です。
5.最後にデザインを選ぶ
最後にデザインを見て、好みの機種を選びましょう。
スマホを買い替える際、多くの人がデザインから入ると思いますが、Androidの場合はデザインだけで選ぶと後悔します。
大きかったら使いにくいし、重かったら使ってて疲れるし、安くてもメモリやCPUが遅かったら動作が遅くなります。
ですので今までご説明したように、快適なAndroidスマホ生活を送りたいのであれば、まずは仕様から選ぶ。次に予算、大きさ、重さ、バッテリー。最後にデザインの順です。
さいごに.どこで買うか?
以上、失敗しないスマホの買い替え方と選び方のご紹介でした。
あとはドコモ・au・ソフトバンクで買うのか、格安スマホで買うのか、リサイクルショップ・ヤフオク・アマゾンで買うかの選択です。
今まで通りの料金プランで良いならドコモ・au・ソフトバンクで買えば月賦で買えますし、月々の利用料金を安くしたいのなら格安スマホに、SIMの差し替えが出来るのであれば、中古スマホやアマゾンで安くなった旧機種の新品を購入されれば良いと思います。
スマートフォンは決して安くない買い物です。今回のご紹介記事で、快適なスマートフォン生活が送れるようになりますように!